凍った湖からクロアチアの夜へ ── MISHAが止まらない、映像と音が一体となった夏の疾走

ウイルス的に拡散したあの映像を覚えているだろうか。トロント、凍った湖の上に設置されたブース。そこでプレイするMISHAの姿は、電子音楽のライブパフォーマンスという概念を一枚の映像で塗り替えた。そのHOMESTAGEパフォーマンスが生んだ波は収まるどころか、今夏ヨーロッパへと渡り、さらなる高みへと向かっている。

ウィーン、ストックホルム、そしてクロアチアへ

MISHAのヨーロッパ行脚は6月27日、ウィーンのLiving Roomシリーズへの出演からスタートした。続くスウェーデンではストックホルムのCafe Operaで7月2日、Södra Teaternで7月3日と連続公演をこなし、スカンジナビアのオーディエンスの前にその名を刻んだ。

そして夏の核心を占めるのがクロアチアだ。アドリア海を望む港町スプリットで、MISHAはSpace at SplitおよびBoat Party Splitとのレジデンシーを展開。7月7日にはUltra Europeを目前に控えた週末のヘッドラインショーも担い、地中海の熱狂の中心に立つ。

映像、音楽、体験 ── MAINSTAGEという宇宙

MISHAことMichael Krutiyは、DJとしてだけでなく、クリエイティブディレクター、フォトグラファー、ビデオグラファーとして活動する複合的なアーティストだ。自身が立ち上げたプラットフォームMAINSTAGEは、革新的なDJパフォーマンス、シネマティックなコンテンツ制作、アーティストブランディング、没入型イベント設計を束ねるコミュニティへと成長している。その活動はDavid Guetta、OneRepublic、MORTENとの協働や、MORTENのツアー&メディアマネージャーとしての役割にまで広がっており、アーティストとマネジメント、ビジョナリーとオペレーターを兼ねる希有な存在感を放っている。

新曲、新章 ── 2026年はMISHAの年になる

ヨーロッパツアーと並行して、MISHAは複数のコラボレーション楽曲を含む新曲群のリリースを準備中だ。シネマティックな電子音楽サウンド、高エネルギーのライブパフォーマンス、感情を軸にしたストーリーテリング ── その三位一体がどのような形で結晶化するのか、すでに期待は高まっている。

凍った湖から始まった旅は、まだどこにも着地していない。2026年は間違いなく、MISHAという名前を世界が本格的に記憶し始める年になりそうだ。


Instagram: @mishaonthree

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