父の歌詞が、娘の消しゴムハンコで絵本になる ── 忌野清志郎「世界中の人に自慢したいよ」、発売30周年に届く親子コラボの奇跡

1996年に発表された忌野清志郎の隠れた名曲「世界中の人に自慢したいよ」が、発売30周年を迎えた2026年に絵本として蘇る。その絵を手がけるのは、清志郎の長女で消しゴムハンコ作家として活動する百世(ももよ)。父が残した珠玉のソウル・バラードを、娘が独自の表現で丸ごと包み直すこの親子コラボレーションは、10月公開の映画『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』ともリンクし、2026年秋の忌野清志郎再発見の波と完璧に共鳴している。

消しゴムハンコでしか描けない世界がある

百世は2013年より消しゴムハンコでの創作活動を本格化させてきた作家だ。銀座での個展、ZUCCaとのコラボレーション、千葉ロッテマリーンズ公式グッズ、音楽フェスのグッズ・ロゴデザイン ── そして父・清志郎の著書『ネズミに捧ぐ詩』の装画。父との接点を、彼女はすでに仕事の中に刻んできた。

今回の絵本『歌詞(うた)の本棚 世界中の人に自慢したいよ』は、リットーミュージックが手がける「歌詞を絵本として再構築するプロジェクト」シリーズの最新作。7インチ・サイズ(174mm×174mm)全32ページの小さな本に、清志郎の歌詞と百世の消しゴムハンコが並ぶ。独特のタッチと可愛らしい世界観で描かれたそのページは、読む絵本であると同時に、飾っておきたいアート作品でもある。

初アナログ化の7インチ付き、クリアピンク・ヴァイナルで数量限定

さらに見逃せないのが、絵本に「世界中の人に自慢したいよ」の7インチ・シングルが付属するスペシャル・エディションの存在だ。Side Aに収録されるこの曲は、なんと今回が初のアナログ化。B面には2005年発表のラブソング「仕草」を収録し、クリアピンクのヴァイナル仕様で数量限定の予約販売がすでに始まっている(T-ODにて受付中)。コレクターにとっても、清志郎を愛し続けてきたファンにとっても、見逃すわけにはいかない一枚だ。

映画との連動が、秋の清志郎再発見を加速させる

この絵本と7インチに描かれた百世のビジュアルは、10月2日公開のドキュメンタリー映画『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』の中でアニメーションとして登場する。三浦友和、泉谷しげる、竹中直人らが出演し、デビュー55周年を記念して作られたこの映画と絵本が互いに呼応することで、清志郎の言葉と音楽は2026年の秋に新たな命を吹き込まれる。

歌詞(うた)の本棚 世界中の人に自慢したいよ
歌詞:忌野清志郎 絵:百世
定価:2,200円(税込)/7インチ・サイズ・32ページ
2026年9月18日(木)発売 リットーミュージック

7インチ・レコード付き Special Edition
価格:4,840円(税込)/数量限定・T-ODにて予約受付中

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