内なる庭に、70年代ソウルの風が吹く ── 石川紅奈、初セルフ・プロデュース作『Garden』を9月16日にリリース

(c)Yasutomo Ebisu

高校1年の夏、ウッドベースを手に取った少女が、小曽根真に見出され、ヴァーヴ・レコードからデビューし、香港・中国を渡り歩いた ── その3年間の蓄積が、ひとつの庭に花開こうとしている。ベーシスト/ヴォーカリスト、石川紅奈が初のセルフ・プロデュース作『Garden』を9月16日にリリースする。アルバムに先行して「レ・フルール」(ミニー・リパートンのカバー)が本日より配信スタート。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」での初オンエアも明日7月29日に決定している。

70sソウル、ブラジリアン・ミュージック、そして内なる庭へ

デビュー作『Kurena』(2023年)からの3年間で、石川紅奈のサウンドはより開放的な場所へと向かった。今回の全8曲は「ジャズをベースにしながら、前作よりも70年代ソウル/ソウル・ジャズ、ブラジリアン・ミュージックのエッセンスを強く意識した」と彼女自身が語るように、明るく、自由で、どこか懐かしい空気が漂う。ミニー・リパートンの「レ・フルール」、ロイ・エアーズの「サーチング」というカバー選曲がその方向性を雄弁に示している。

アルバムタイトル「Garden」が示すのは、生きてきた中で関わり、触れ、そして去っていった存在たちが自分の中に植えてくれた種が、時間をかけてゆっくりと花開いていくイメージだ。内なる庭(インナースペース)と外界の変化が交差するその場所から、今の石川紅奈の音楽は生まれている。

信頼するミュージシャンたちとの、ライブ感あふれる録音

参加したのは、ライブで長く共演を重ねてきた面々だ。大林武司(ピアノ、Fender Rhodes)、Taka Nawashiro(アコースティック&エレクトリック・ギター)、守真人とジーン・ジャクソン(ドラムス)、Kan(パーカッション) ── それぞれの個性がアルバムの異なる表情を形作り、かねてからライブで育ててきた楽曲たちが、初めてスタジオの記録として刻まれた。

250万再生から、ヴァーヴ・デビュー、そして次の章へ

2021年にコットンクラブで収録した「Off The Wall」(マイケル・ジャクソン)の演奏動画がYouTubeで250万回以上再生され一躍注目を集めた石川紅奈。翌2023年に小曽根真のプロデュースのもとヴァーヴ・レコードから『Kurena』でメジャーデビューし、リリース・ライブはソールドアウト。壷阪健登とのポップスユニット「soraya」ではFUJI ROCK FESTIVALへの出演と台湾・香港単独公演をこなし、ソロでは香港・中国公演も成功させた。国内外、ジャンルの内外を問わず拡張し続ける彼女にとって、初のセルフ・プロデュース作は、確かな次の章の始まりだ。

全国5都市をめぐる「Garden」リリース・ツアー

アルバム・リリース直後から「Kurena Ishikawa “Garden” Release Tour」がスタートする。兵庫・KOBE QUILT(9/21)、大阪・雲雷寺(9/22)、東京・COTTON CLUB(10/6)、愛知・名古屋市千種文化小劇場(10/23)、宮城・LIVE RESTAURANT J’Z(11/13)の全5公演。COTTON CLUB公演では大林武司、Taka Nawashiro、Kan、ジーン・ジャクソンを揃えたフルバンド編成での演奏が予定されている。

石川紅奈『Garden』
2026年9月16日(水)発売 SHM-CD UCCJ-2261 ¥3,520(税込)
Verve/ユニバーサルミュージック
試聴・予約:https://Kurena-Ishikawa.lnk.to/gardenPR

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