魂の意味を問う1日で、すべてを録り切った ── 石若駿トリオ+1、馬場智章を迎えた新作『Mabui』を9月2日にリリース

(c)Tomoya Takeshita

くるり、椎名林檎、星野源、KID FRESINOとのセッションを渡り歩き、現代日本音楽シーン最多召喚のドラマーとなった石若駿。そのジャズの核心にある石若が、ピアニスト・高橋佑成、ベーシスト・マーティ・ホロベックとのトリオにサックス奏者・馬場智章を迎え、新作アルバム『Mabui』(マブイ)を9月2日にリリースする。タイトルは沖縄の方言で「魂」を意味する。

1月のコンサート、3月の1日、そして完成した8曲

石若駿トリオは2024年に結成。初アルバム『Live at ALFIE “Temporal Cubic”』(2025年12月)はMUSIC AWARDS JAPAN 2026最優秀ジャズアルバム賞にノミネートされ、新世代ジャズの最前線として評価を確立した。

転機は2026年1月、馬場智章をゲストに迎えたコンサートだった。4人が生み出したインタープレイの手応えが、アルバム制作への決断を促した。そして3月11日、東京・スタジオデデでわずか1日のレコーディング・セッションに臨み、全8曲をその場で完成させた。収録曲はすべて石若のオリジナル。「Ballade “集”」「Sepiageshiki」「Sasanoha」「Immortal Jellyfish」「Old Friends II」「Tamatebako」「Mabui 壱」「Mabui 弐」——先行シングル「Ballade “集”」は本日より配信がスタートしている。

高橋佑成はピアノに加えてFender Rhodes、サンプラー、モジュラーシンセを駆使し、マーティ・ホロベックの重心の低いベースが土台を支える。そこに馬場のテナー・サックスが加わることで、ピアノ・トリオの語法を持ちながらまったく別の密度を帯びた音楽が生まれた。

日野皓正から受け取ったもの、4人が持ち寄るもの

石若、高橋、マーティ、馬場 ── 4人全員が日野皓正グループのメンバーだ。日野から受け継いできた音楽への構えと胆力が、4人のダイナミックで骨太なインタープレイの根底に流れている。そしてもうひとつの文脈がある。石若と馬場は同い年の札幌出身、幼少期からの旧知の間柄だ。2023年公開のアニメーション映画『BLUE GIANT』では、それぞれのメイン・キャラクターの演奏吹き替えとして共演し、その縁が改めて広く知られることになった。

全国ツアーは群馬から始まる

アルバムのリリース直後から、「石若駿トリオ ホールツアー 2026+27 featuring 高橋佑成 & Marty Holoubek Guest 馬場智章」がスタートする。群馬(9/6)、神戸(9/12)、茨城(10/17)、新潟(10/18)、神奈川・逗子(12/19)、埼玉・桶川(2027年1/31)と、全国各地のホールにこの4人の音が届けられる。

石若駿トリオ+1『Mabui』
2026年9月2日(水)発売
SHM-CD(紙ジャケット仕様)UCCJ-2263 ¥3,520(税込)
ユニバーサルミュージック
試聴・予約:https://shunishiwaka.lnk.to/mabuiPR

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