源泉はワイマールに流れている ── 16歳のユストゥス・アイヒホルン、ドイツ・グラモフォンよりデビュー作『The Source』を9月11日に発表

©Markus Jans

3歳で即興演奏を始め、10歳でオーケストラとの協演デビューを果たし、16歳でドイツ・グラモフォンと契約する——ユストゥス・アイヒホルンの年譜を読むと、まるでフィクションのように感じる。しかしワイマールで生まれ育ったこのピアニスト兼作曲家は、すでにハンブルク、チューリヒ、深圳、ソウルで完売公演を重ね、SNSの総フォロワーは50万人を超える。現実の話だ。デビュー・アルバム『The Source』が9月11日にリリースされる。

ワイマールという音楽的土壌から汲み上げるもの

アルバムタイトルが示す通り、『The Source』は源泉へと向かう作品だ。J.S.バッハのイタリア協奏曲、リストのコンソレーションと愛の夢、メンデルスゾーンの無言歌集、ヒンデミットの《ある夜に》、R.シュトラウス——並べられた名前はいずれも、ワイマールの文化的磁場と深く結びついた作曲家たちだ。音楽の都として名高いこの街で育ち、フランツ・リスト・ワイマール音楽大学でグリゴリー・グルツマンに師事したアイヒホルンにとって、このプログラムは選択というより、必然の帰還だろう。

クリストフ・エッシェンバッハとサー・アンドラーシュ・シフという二人の巨人のもとでも研鑽を積む彼は、現在もワイマールのムジークギムナジウム・シュロス・ベルヴェデーレでピアノと指揮を学ぶ在学中の高校生だ。

即興から生まれた3つの世界初録音

アイヒホルンが単なる「早熟な演奏家」にとどまらない理由が、このアルバムに凝縮されている。ヴィヴァルディのフラウティーノ協奏曲とツェルニーの練習曲を自ら編曲して収録するだけでなく、自作曲「Silent Fields」「Intermission」「Aurelian」の3作品が世界初録音として並ぶ。これらはいずれも即興から生まれた作品であり、バッハ以来のクラシック音楽が持つ即興と作曲の不可分な関係を、16歳が自然な形で体現している。

「アップライト・ヴァージョン」として収録された別テイクが複数存在することも、このアルバムを単なる演奏記録ではなく、音楽的探求の記録として際立たせる。同じ音楽が異なる表情を持ちうることを、アイヒホルンは恐れることなく提示している。

クラシックの新たなオーディエンスを、ステージとSNSの両軸で

ドイツ・グラモフォンのマーク・フリッチュが「繊細なピアニズム、作曲家としての豊かな想像力、そしてステージでもオンラインでも聴衆と自然につながる力」と評したその言葉は的確だ。@justus.pianistのアカウントでは、演奏映像と素顔を交えたコンテンツが従来のクラシック・ファンの枠を超えた新しい層を獲得し続けている。2019年カール・ベヒシュタイン・コンクール第1位、2021年エルバ音楽祭賞など国際的なコンクール歴も申し分ない。

しかしアイヒホルンにとっておそらく最も重要なのは、賞でも再生回数でもなく、音楽の源泉を自分の言葉で語り直すことだろう。2026年5月にベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで録音された『The Source』は、その問いへの最初の本格的な回答だ。

ユストゥス・アイヒホルン『The Source』
発売日:2026年9月11日 (金)

品番:486-8998

価格:オープン・プライス

視聴・ご予約はこちら:https://JustusEichhorn.lnk.to/The_SourcePR

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