レイヴの未来都市、再びサンフランシスコへ ── Portola Music Festival、2026年ラインナップ発表

アメリカ西海岸を代表する都市型ダンスミュージックフェスティバル、Portola Music Festivalが2026年の開催概要を発表した。会場は今年もサンフランシスコ湾岸のインダストリアル空間Pier 80。9月26日・27日の2日間にわたり、ポップ、テクノ、レイヴ、アンダーグラウンド、そして実験音楽が交錯する巨大なダンスフロアが出現する。

RobynからSwedish House Mafiaまで ── 2026年の象徴的ラインナップ

今年のヘッドライナーを務めるのは、スウェーデンのポップ・ヴィジョナリーRobyn。最新アルバム『Sexistential』リリース後初となるフェス出演であり、2026年唯一のフェスティバルパフォーマンスとなる。

さらに、SkrillexとBoys Noizeによる伝説的ユニットDOG BLOODが2019年以来となる復活。2026年で唯一の出演をPortolaで果たす。

加えて、スタジアム級ダンスミュージックの時代を築いたSwedish House Mafia、そしてポップとクラブを横断するZara Larssonら、スウェーデン勢が今年のフェスを鮮烈に彩る。

アンダーグラウンドから巨大フロアへ

Portolaが特異なのは、“左側”のサウンドを大規模空間へ接続するセンスにある。

今年もその精神は健在で、エレクトロニック・ミュージックの求道者Four Tet、巨大Warehouseセットを披露するTiësto、そしてベルギーの革新的ユニットSoulwaxが出演。

さらに、Fatboy Slim、Ben UFO、Daphni、Overmonoら、クラブカルチャーの進化を支えてきたアーティストたちが集結する。

DESPACIO、再び降臨

今年最大級のトピックのひとつが、伝説的サウンドシステム体験〈DESPACIO〉の帰還だ。

James Murphy、2ManyDJs、そしてSoulwaxのDavid & Stephen Dewaele兄弟、音響エンジニアJohn Klettによって構築されたこの空間は、“巨大クラブ”というより“音に包まれる建築体験”に近い。Portolaでは週末を通して稼働する。

ポップ、グライム、R&B、ハイパー・レイヴが混線する現在

今年のPortolaはジャンル横断性も際立つ。

UKグライムの象徴Skepta、オーストラリアのエレクトロポップ・バンドParcels、未来的ダンスサウンドを更新するNinajirachi、そしてR&Bと実験的電子音楽を接続するKelelaも登場。

さらには、“Sporty Spice”として知られるMelanie CがDJセットを披露するという意外性まで含め、Portolaらしい雑食性が全面に押し出されている。

ベイエリアの地下文化を未来へ接続するフェス

5周年を迎えるPortolaは、単なる大型フェスではない。

サンフランシスコの長いレイヴ史とDIY精神を現代的に再解釈し、巨大フェスのスケール感とアンダーグラウンドの熱量を共存させる稀有な存在だ。

今年はDJ Shadowが歴史的名盤『Endtroducing…..』30周年を祝福するほか、ローカルシーンの新世代アーティストたちも多数参加。湾岸都市特有の自由な空気感が、ラインナップ全体を貫いている。

インダストリアルな埠頭、霧がかった海風、巨大な低音、そして夜通し続くレイヴ。
Portola Music Festivalは2026年もまた、“未来のダンスミュージック都市”を現実化する。

Past Purchaser Loyalty Presale begins Thursday, May 28 at 12PM PT 
Passes On Sale Friday, May 29 at 12PM PT
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