靴を脱いで、梅田の夜空の下で坂本龍一に会いに行く ── 〈ONDO LAND RYUICHI SAKAMOTO〉、JR大阪駅ルーフトップで3夜限り

1984年の東京。32歳の坂本龍一が『音楽図鑑』を作り始めた頃、フランスのカメラが彼の日常を追いかけた。渋谷スクランブル交差点、今はなき新宿アルタ、原宿の竹の子族 ── その映像が、42年の時を経て梅田の夜空の下に蘇る。リスニングイベント「ONDO LAND RYUICHI SAKAMOTO」が、2026年9月17日(木)から19日(土)の3夜限り、大阪ステーションシティ11階のルーフトップ「風の広場」で開催される。

風の広場

幻のドキュメンタリーが、4Kレストア版で夜間上映

上映の核となるのは、2026年1月に劇場公開されたばかりの『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』4Kレストア版だ。フランス国立視聴覚研究所(INA)のチームがわずか1週間で撮影した62分のドキュメンタリーには、レコーディング風景、YMOの散開コンサート、『戦場のメリークリスマス』の場面、そして80年代の東京の息遣いが刻まれている。坂本龍一が自身の生い立ちや音楽観を語るその声と映像は、長らく鑑賞の機会が限られてきた貴重な記録だ。あわせて坂本龍一によるピアノ映像作品も上映される。

靴を脱ぎ、クッションに身をあずけ、梅田の高層ビル群を背景にその映像と音に包まれる ── 屋内では絶対に味わえない体験がそこにある。

3夜3組、『Micro Ambient Music』の音楽家たちが登場

ライブとDJは、2023年の坂本龍一逝去を受けて発表されたトリビュート作品集『Micro Ambient Music』に名を連ねた、氏と親交の深い3組が3夜それぞれを担う。

9月17日(木)は原摩利彦のLIVE。映画『国宝』で第49回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した京都の音楽家が、ルーフトップに静謐な時間を開く。9月18日(金)はopitope(伊達伯欣+Chihei Hatayama)のLIVE。『Micro Ambient Music』の呼びかけ人・伊達伯欣と、80作を超える作品を持つアンビエント作家Chihei Hatakeyamaによるデュオ。生楽器と電子音が溶け合う夜だ。9月19日(土)のクロージングはAOKI takamasaによるDJ SET。大阪出身で、ヨーロッパを舞台に国際的に活動を続ける音楽家が、3夜の締めくくりを担う。

KAGAMI+との連動 ── 梅田が丸ごと坂本龍一の世界になる秋

本イベントは、グラングリーン大阪うめきた公園の新文化装置「VS.」で10月12日まで上演されている複合現実(MR)作品『Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+』との連動企画でもある。ヘッドセットを装着して坂本龍一の演奏と一対一で向き合う「KAGAMI+」と、空の下で音に浸る「ONDO LAND」 ── 大阪駅とグラングリーン大阪は徒歩圏で、前後どちらにも立ち寄れる。この秋、梅田エリアを歩けば至るところで坂本龍一の世界に触れられる。

無料エリアでは坂本龍一ゆかりの短編映像上映とオリジナルカクテルを提供するルーフトップバーも。SNSキャンペーンでは「KAGAMI+」のチケットが当たる抽選も予定されており、チケットなしでも楽しめるコンテンツが揃う。

ONDO LAND RYUICHI SAKAMOTO
2026年9月17日(木)・18日(金)・19日(土)18:00〜22:00
会場:風の広場(大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング11F)JR大阪駅直結
入場料:Advance ¥3,000(1ドリンク付)/ U-23 ¥2,500(1ドリンク付)/ Door ¥3,000(ドリンクなし)
チケット:8月8日(土)13時販売開始
ZAIKO:https://ondoland.zaiko.io/e/ondoland20260917

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