「Freed From Desire」の父とMajor Lazerが、カリブの炎を爆発させる ── Molella × Walshy Fire「Bam Bidi Bam」

ユーロダンスの伝説とダンスホールの革命家が、ひとつのトラックで衝突した。イタリアのダンスシーンを代表するプロデューサー、Molellaと、Major LazerのメンバーWalshy Fireが、KG ManおよびPrime Punkとタッグを組んだ「Bam Bidi Bam」がリリースされた。重厚なベースライン、フェスティバル仕様のドラム、そして一度聴いたら頭から離れないコール&レスポンスのフックが一体となった、純粋なクラウド・ウェポンだ。

「Freed From Desire」の共同制作者が、現代のダンスホールと出会う

Molellaは1990年代の欧州ダンスシーンを牽引した重鎮であり、Galaの世界的アンセム「Freed From Desire」の共同ライター兼プロデューサーとして音楽史にその名を刻む存在。対するWalshy FireはMajor Lazerの一員として、フューチャー・ダンスホールのグローバルな台頭を最前線で引っ張ってきたことはご存知の通り。イタリア出身のレゲエ/ダンスホール・ヴォーカリストKG Manが生のレゲエ・アティチュードをぶつけ、ロシア人プロデューサーPrime Punkがモダンなメインステージのパンチを注入した。

この4者が集結したとき、欧州ダンスのDNAとカリブの炎が正面からぶつかり合い、「Bam Bidi Bam」という爆発が生まれた。

うるさく、遊び心があって、体が動かずにいられない

楽曲の構造はシンプルかつ強力だ。冒頭のベースラインが空気を変え、ビルドアップが始まると同時にフロアが前のめりになる感覚。コール&レスポンスのフックは一聴で刷り込まれ、気づけば口ずさんでいる。Gabry Ponte、Timmy Trumpet、R3HABの系譜に連なるメインステージ向けの爽快さを持ちながら、ダンスホールの温度と即物的なグルーヴが共存するその仕上がりは、クラブでもフェスでも、夏の屋外でも等しく機能する設計だ。

騒がしく、軽やかで、それ以外の何でもない ── 「Bam Bidi Bam」はまさにそういう曲だ。

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