
今年6月に自身初となる写真集『Hinano』を発表した俳優・ちばひなの。その世界をさらに奥深く覗き込むデジタル限定写真集『Hinano~Another Edition~』が、2026年9月4日にワニブックスより配信される。
今回のアナザーエディションは、単なる再編集版ではない。収録されるのはすべて本編未公開のアザーカット。さらに紙版には収められなかった新衣装2着での撮影も加え、100ページを超えるボリュームで構成される。
ひとつの撮影から、もうひとつの物語が立ち上がる。長崎・島原を舞台にした『Hinano』の旅を、別の視線から辿り直す一冊だ。
長崎・島原で捉えた、“アンバランスな美しさ”
『Hinano』の大きな魅力となったのが、長崎・島原のノスタルジックな風景と、ちばひなの自身が持つ瑞々しさとのコントラストだった。
どこか時間が止まったような街並みや風景のなかに立つ彼女。その姿から浮かび上がるのは、完成された大人の美しさというよりも、少女から大人へと移り変わる瞬間だけに現れる危うさと透明感だ。
今回の『Another Edition』では、本編で提示された「アンバランスな美しさ」というテーマを、未公開カットを通じてさらに掘り下げていく。
写真集というものが一瞬を切り取るメディアなのだとすれば、そこには当然、選ばれなかった無数の“一瞬”が存在している。本作は、そのもうひとつの時間を作品として成立させる試みでもある。

100ページ超、しかも全編が未公開カット
アナザーエディションとしては異例ともいえる100ページ超のボリュームも見逃せない。
しかも、そのすべてが未公開のアザーカットで構成されるという。オリジナル版をすでに手にしている人にとっても、単なる補完ではなく、独立したもうひとつの『Hinano』として楽しめる内容となっている。
さらに注目したいのが、紙版には収録されなかった新衣装2着のカット。同じロケーション、同じ時間を共有しながらも、衣装や表情、写真のセレクトが変われば、そこから立ち上がる人物像もまた変化する。
『Another Edition』というタイトル通り、本編の“続き”ではなく、別の可能性を持った『Hinano』なのである。
俳優として歩み始めた、ちばひなのの現在
2006年8月21日、大阪府生まれのちばひなのは、少女歌劇団ミモザーヌの1期生としてキャリアをスタート。その後、活動のフィールドを広げ、2025年公開の映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話 ゾクッ事故物件芸人』や舞台『邪神ちゃんドロップキック・新』などに出演してきた。
さらに2026年4月から上演されている『美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-』では、スーパーセーラーヴィーナス/愛野美奈子役を演じている。
舞台や映画でさまざまな人物を演じる一方、写真集では“役”から離れた本人の一瞬を残す。『Hinano~Another Edition~』に収められた写真は、俳優として変化していく彼女の現在を記録したドキュメントとしても興味深い。


“もうひとつの奇跡の瞬間”を一冊に
撮影を担当したのはHIROKAZU。島原という土地、光、衣装、表情――その偶然の重なりによって生まれながら、本編では選ばれなかった写真たちが、今度は新たな物語の主役となる。
写真集における「アザーカット」とは、本当に“別テイク”にすぎないのか。それとも選び方を変えることで、まったく違った人物像やストーリーが現れるのか。
『Hinano~Another Edition~』は、そんな写真というメディアのおもしろさまで感じさせてくれそうだ。
デジタル限定 ちばひなの写真集『Hinano~Another Edition~』は、2026年9月4日配信開始。価格は3,300円(税込)。Amazon、楽天Kobo、DMMブックスなど各電子書店で販売される。
【書誌情報】
【デジタル限定】ちばひなの 写真集『Hinano~Another Edition~』
配信日:2026年9月4日(金)
撮影:HIROKAZU
価格:3,300円(税込)
発行:ワニブックス
