
シカゴ・ハウスの魂を持つ声と、UKハウスの精度を誇るプロデューサーが一本の曲の中で握手する。WEISS feat. Byron Stingily「Love You」がFool’s Paradiseよりリリースされた。時代を超えて機能するフィールグッドなクラブ・レコードが、また一枚誕生した。
Ten Cityの声、ハウス史に刻まれたそのソウル
Byron Stingilyといえば、シカゴのハウス・グループTen Cityのフロントマンとして80〜90年代のダンスミュージックの黄金期に名を刻んだレジェンドだ。あの圧倒的なソウルと感情の振れ幅、空気を震わせるようなハイトーンは「Love You」でも健在で、WEISSが丁寧に設計したトラックの上を伸びやかに泳ぐ。ドライヴィングなグルーヴ、温もりのあるキーボード、明るいストリングスのアクセント——その音像に乗ったStingilyのボーカルは、楽曲にソウル、エネルギー、そして純然たる感情を吹き込んでいる。

クラシックの感性と現代的なプロダクションの交点
WEISSはDJ Magazine Best of British「Best Single」受賞歴を持つUKハウスの重鎮だ。グローバルなハウス・シーンで確固たる地位を築いた彼が今回追求したのは、クラシック・ハウスの持つ普遍的な感触を現代のクラブ・プロダクションの文脈に自然に溶け込ませることだ。「Love You」はその試みが見事に結実した一曲で、新旧どちらのフロアでも等しく機能する強度を持っている。
Fool’s Paradiseはそのビジョンを体現するのに最適なホームだ。クオリティとキャラクターを兼ね備えたハウス・ミュージックを一貫して発信してきたこのレーベルにとっても、WEISSとStingilyの邂逅は文脈的に自然な着地点といえる。

WEISS feat. Byron Stingily「Love You」
Fool’s Paradise / FP052
Extended MixとShort Mixの2バージョン収録
現在全プラットフォームにて配信中
https://www.instagram.com/weissintune
https://www.instagram.com/byronstingily
http://www.instagram.com/foolsparadiserecs
