
ハリウッドを拠点に活動するDJ/プロデューサー、Zuezeuがニューシングル「Weightless」をリリースした。これまでのダークでピークタイム志向のサウンドから一歩踏み出し、陽光に包まれたダンスフロアを思わせる開放的なダンスポップへと舵を切った意欲作だ。あわせて公開されたミュージックビデオは、ハワイの雄大な自然を舞台に撮影され、楽曲が描く“自由”と“解放”の世界観を鮮やかに映し出している。
ダークなクラブサウンドから、光に満ちたアンセムへ
前作「GO」が緊張感とアティテュードを前面に押し出したピークタイム仕様だったのに対し、「Weightless」はまるで対照的な表情を見せる。
温かみのあるコードワーク、躍動するパーカッション、そして「Take me back」という印象的なフレーズを繰り返すヴォーカルが織りなすのは、かつて感じた「何もかもが軽く、自由で、安全だった瞬間」への郷愁。フェスティバルのメインステージで大勢の観客と共有したくなるような、ポジティブなエネルギーに満ちた一曲へと仕上がっている。
ハワイの絶景が映し出す“Weightless”の世界
ミュージックビデオは、ハワイで全編撮影。壮大な海岸線、透き通る海、火山が生み出したダイナミックな景観といった自然そのものを映像の主役に据え、過度なCGや演出に頼ることなく、楽曲が持つエスケープ感を表現している。
都市のクラブから抜け出し、大自然の中で心も身体も解き放たれる――そんな感覚を映像と音楽が一体となって届けてくれる。
音楽だけでは終わらない、新世代クリエイターの挑戦
「Weightless」は、ZuezeuとJaden Bojsenが立ち上げたコミュニティプロジェクト「Rockstars & Angels」の一環としても発表された。
このプロジェクトでは、スタジオでの制作風景やソングライティング、ツアーの舞台裏など、ダンスミュージック・アーティストとしてのリアルな日常を公開。夢を追いかけるクリエイターたちへ向けて、その過程そのものを共有することを目的としている。
世界へ羽ばたくテックハウス新世代
カリフォルニア州ハリウッドを拠点とするZuezeuは、2020年のデビュー以来、エネルギッシュなテックハウスとキャッチーなフックを武器に急速に支持を拡大してきた。
これまでにアメリカ、アジア、ヨーロッパでツアーを行い、2024年にはEDC Las Vegasのメインステージ出演を果たしたほか、サンディエゴのParq Nightclubでのソールドアウト公演、東京やソウルでのライブも成功させている。
デビューアルバム『More Life』や「Girl in the Club」「Love Is the Rhythm」、そして「DNA (Loving You)」のオフィシャル・リミックスなどを通じてストリーミングでも存在感を高め、Instagramのフォロワーは約10万人に迫る勢い。グローバルなファンベースを着実に築き上げている。
“軽やかさ”こそ、今のダンスミュージックが求めるもの
クラブで熱狂を生み出すだけではなく、聴く人の心まで軽くしてくれる音楽。「Weightless」は、そんなダンスミュージックの新たな魅力を提示する作品だ。
ピークタイムの興奮ではなく、空へと解き放たれるような多幸感。Zuezeuはこのシングルで、自身のサウンドが新たなフェーズへ踏み出したことを力強く証明してみせた。

Artist: Zuezeu
Title: WEIGHTLESS
Label: BATTY RECORDS
Release date: July 29, 2026
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