
フランス人DJ/プロデューサー、Antoine Dutheyが2025年夏に立ち上げたプロジェクト、SOLTO。太陽の熱とパーカッションのうねりを軸に、アフロハウスとハウスの境界を軽やかに横断するそのサウンドは、デビューからわずか数ヶ月で世界のダンスフロアに火を放った。そして今、次の一手「En La Mar」が世界へと放たれた。
HUGELとの「Jamaican (Bam Bam)」が世界に証明したこと
SOLTOの名を一気に知らしめたのは、HUGELとのコラボレーション「Jamaican (Bam Bam)」だ。BeatportのAfro Houseチャートで1位を獲得し、ストリーミングは数ヶ月以内に1億回再生を突破。さらにSNS上では数億回というビューを積み上げ、ストリーミングの数字を遥かに超えたバイラルな広がりを見せた。アフロ・インスパイアの電子音楽への世界的需要が高まる中で、SOLTOはその波の頂点に現れた存在として即座に認識された。
「私は音楽を逃避の体験にしたい ── リズムとエネルギーと感情を通じて、人々をひとつにするものを作りたい」 ── Antoine Dutheyのその言葉は、音楽の構造に直接反映されている。催眠的なパーカッション、メロディックなテクスチャー、そして高揚するリズムが一体となった彼のDJセットは、感覚そのものを揺さぶる没入体験として評価されてきた。










「En La Mar」、アフロハウスにラテンの血が混じる
新曲「En La Mar」は、SOLTOの音楽的地平をさらに押し広げる一作だ。アフロハウスのリズム感を根底に保ちながら、ラテンの要素を大胆に取り込んだそのサウンドは、デビューヒットで確立したシグネチャーを発展させながら、モダン・アフロハウスの可能性を更新する。海を意味するタイトルが示すように、音楽は国境を越えて流れ込み、異なる文化の波を一つのグルーヴに溶け合わせる。
アンダーグラウンドの真摯さと国際的なクロスオーバーの可能性を同時に備えたSOLTOの音楽は、特定のシーンに収まることなく、世界のフロアをひとつにつなぐ引力を持っている。新曲、パフォーマンス、そして新たなコラボレーションが続々と控えるSOLTOの2026年は、まだ序章に過ぎない。

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