
1980年代初頭のロンドン。JAFFAS、Electric Ballroom、Dingwalls、Acid Jazz ── それらの薄暗い空間で、ジャズと身体と踊りが出会っていた。その現場に立ち続けてきた男が、25年分の歴史をひとつのコンピレーションとして世に放つ。ダンサー、振付師、DJ、ブロードキャスター、そしてJazzCotech Dancersの創設者として知られるPerry Louisが、伝説のジャズダンス・イベント「Shiftless Shuffle」25周年を記念したコンピレーションアルバムを、Impressive Collective / BBE Musicから2026年8月7日にリリースする。
京都からロンドンへ、ジャズの旅路が溶け合う11曲
本作のハイライトは、何といってもKyoto Jazz Massiveによる独占書き下ろし新曲「Get It Together(Samba Fusion Mix)」だ。沖野修也・沖野好洋の兄弟が率いる京都発の名ユニットが、英国のジャズダンスシーンのために特別に作り上げたこの一曲が、国際的なつながりを象徴する冒頭を飾る。続くBunny Brunelの「Fickle Funk」は今回初めてヴァイナルで世に出る。Tom Grantの「Caribbean Fire Dance」も含め、ディープ・ジャズ、フュージョン、ラテン、グルーヴ ── あの時代のフロアが持っていた熱量と多様性が、11曲に濃密に凝縮されている。
レコーディングの質にも妥協はない。グラミー賞ノミネート経験を持つロンドンのスタジオThe CarveryにてFrank Merrittがラッカーをカット。ガテフォールド仕様のダブルヴァイナルLPには詳細なライナーノーツが付き、カバー/スリーブ写真はJacqueline Mellorが担当した。コレクターズアイテムとしての完成度も折り紙付きだ。
Electric Ballroomから日本、インド、カリブ海へ ── Perry Louisという40年
Perry Louisがシーンに関わり始めたのは1980年代初頭。その後40年以上にわたって、Paul Murphy、Gilles Peterson、Snowboy、Colin Curtis、そして沖野好洋(Shuya Okino)といった名DJたちと肩を並べながら、UKジャズダンスの音とエネルギーを日本、アメリカ、セントルシア、インド、ヨーロッパ全土、カナダへと運んできた。その旅路が作り上げた「グローバル現象」の地図を、このコンピレーションはそのまま音で描いている。
DJ Perry Louis(JazzCotech)presents Shiftless Shuffle
2026年8月7日、Impressive Collective / BBE Musicよりリリース
トラックリスト:Get It Together(Kyoto Jazz Massive)/ Fickle Funk(Bunny Brunel)/ Samba Picante / Samba Express / Don’t Slam the F… Door / Warm Bath Eyes / Caribbean Fire Dance(Tom Grant)/ You Say I Say / Hanikami / Open Your Eyes, You Can Fly / Tipaza
