
1989年、イビサの夏夜を永遠に封じ込めたあの曲がある。ホワイト・アイルのアンセムとして世代を越えて愛され続けてきた「Sueno Latino」 ── その魂を現代のハウスの文法で丁寧に解き放った「Sueno Latino 2026」が、People Watchingよりリリースされる。手がけたのはSonic Soul Orchestra、Mishell Ivon、そしてニューヨークのハウス・レジェンドMr. Vという、3者の邂逅だ。
ディープでダビーなグルーヴに、艶めくサックスとふたつの声
「Sueno Latino 2026」はオリジナルへの愛情を礎にしながら、あくまでも「今」を向いている。ディープでダビーなハウス・グルーヴを軸に、豊かなピアノのメロディが波打つように重なり、そこに生演奏のサックスが色気を纏いながら絡む。その上でMishell IvonとMr. Vのふたりのヴォーカルが白い島への敬意を込めながら、新鮮かつ官能的に語りかける。原曲の夢幻的な温度を保ちながら、深みと現代性が加わった ── これはカバーというより、愛する曲への手紙だ。
さらにSwing Ethicsによるエディットが「サックスたっぷり」のパーティー仕様として収録され、フロアの温度をさらにひと段階押し上げる。

3人のキャリアが交差する、幸福な必然
Sonic Soul Orchestra(本名JP Firmin)は、世界規模のポップ&ラップ・ツアーDJとしての長いキャリアを経て2022年にハウスシーンへ本格復帰。COVID期のスタジオ探求が火種となり、SoSure Music、Midnight Riot、Quantize、King Stなど錚々たるレーベルへのリリースを重ね、2026年春には自身のレーベルPeople Watchingを立ち上げた。初期ハウス文化の温かさとインクルーシヴィティを現代の音で体現するというそのフィロソフィーが、今作を生んだ。
Mishell Ivonは、Chaka Khan、Expose、Toni Braxtonを手がけたプロダクションチームとのデビューを経て、映画・TV・ラジオから国際的なツアーバンドまでを股にかけてきたヴォーカリスト。ファンク、ディスコ、ソウルフル・ハウスに至る幅広いジャンルを自在に泳ぐその声の柔軟性が、本作でも余すことなく発揮されている。
Mr. Vはニューヨーク発、20年超のキャリアを持つプロデューサー/リミキサー/ヴォーカリスト。Ultra Records、Defected、Strictly Rhythm、Get Physical、Vega Recordsといった殿堂レーベルへのリリース、そして「Jus Dance」「Somethin’ With Jazz」「Put Your Drink Down」といった不朽のアンセムで現代ハウスの音を形成してきた。

リリース情報
「Sueno Latino 2026」(Swing Ethics Edit収録)
Traxsource先行:2026年6月26日 / 全世界リリース:7月10日(People Watching)
収録曲:Extended Mix / Swing Ethics Edit / Instrumental / Radio Edit
Instagram: @sonic_soul_orchestra / Instagram: @mishellivon / Instagram: @djmrv
