すべてはこの1本から始まった ── テレキャスター75周年を祝う一夜限りの祭典〈Tele Town〉、ナッシュビルで開催

音楽の歴史を塗り替えてきた一本のギターが、いま再び主役となる。Fender Musical Instruments Corporationが、伝説的モデルの誕生75周年を記念し、一夜限りのスペシャルイベント「Tele Town」を開催する。舞台は“ギターの聖地”Nashville、会場は歴史的ホールRyman Auditorium。2026年5月4日、音楽と楽器の関係性を再定義した“あの音”が、再び鳴り響く。

75年経ってもなお進化し続ける“シンプルの強さ”

1950年代に誕生したテレキャスターは、世界初の量産型ソリッドボディ・エレクトリックギターとして、あらゆる音楽ジャンルに革命をもたらしてきた。その構造は驚くほどシンプルでありながら、カントリー、ロック、ブルース、さらには現代のポップスに至るまで、無数のサウンドを生み出してきた“発明”でもある。

今回の「Tele Town」は、そんなテレキャスターの歴史と影響力を、ライブパフォーマンスという形で再体験するための祝祭だ。

ナッシュビルが誇るギタリストたちが集結

当日は、テレキャスターを愛用するトッププレイヤーたちが一堂に会する。カントリー界のスターBrad Paisleyをはじめ、セッション界のレジェンドBrent Mason、兄弟デュオBrothers Osborne、そしてロックンロール史に名を刻むJames Burtonらがラインナップに名を連ねる。

さらに、現代ナッシュビルのシーンを支えるDerek Wells、Guthrie Trapp、Ricky Skaggs、Steve Warinerらも参加。世代もスタイルも異なるプレイヤーたちが、一本のギターを軸に交差する。

“音楽の精神”を鳴らすためのステージ

ホストを務めるのは、ナッシュビルの音楽シーンに精通するギタリスト/ヒストリアンのZac Childs。彼のナビゲートのもと、テレキャスターの歴史や逸話が語られながら、コラボレーションとライブ演奏が展開されていく。

バックバンドを率いるDerek Wellsは、「これは単なるショーではなく、音楽そのものを形作ってきた精神を表現する場だ」と語る。ステージとスタジオでテレキャスターと共に歩んできたミュージシャンたちが一堂に会することで、その“DNA”がリアルに浮かび上がる。

楽器を超えた“文化”としてのテレキャスター

Fender Musical Instruments Corporationのプレジデント、ジャスティン・ノーヴェルは「テレキャスターは単なる楽器ではなく、70年以上にわたり音楽を形作ってきた文化そのもの」と語る。今回のイベントは、そのレガシーを祝う集大成であり、同時に次世代へと受け継ぐための起点でもある。

前夜祭ではクラフトの核心に迫る

イベント前日の5月3日には、ナッシュビルのヴィンテージショップCarter Vintage Guitarsにて、Fender Custom Shopによる特別ロードショーも開催。マスタービルダーのPaul Wallerやピックアップ職人Josefina Camposらが登場し、楽器製作の最前線を間近で体験できる貴重な機会となる。

音楽史に触れる、一夜限りの体験

「Tele Town」の収益はすべてナッシュビルの慈善団体に寄付される予定だ。音楽を愛する人々が集い、その源流に触れるこの一夜は、単なる記念イベントではない。テレキャスターという“発明”が生んだ無数の物語を、未来へとつなぐための祝祭である。

■チケット情報
『Tele Town』のチケットは、2026年3月27日(金)午前8時(太平洋標準時)より販売を開始します。詳細および購入は、AXS Tele Townのページをご確認ください。なお、収益はすべてナッシュビルの地域慈善団体へ寄付されます。

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