COLUMN– category –
-
COLUMN
[妄想コラム]パンク不在の世界線 ── もしも「反逆の3コード」が鳴らなかったら80年代以降の音楽史はどう変わっていたのか?
序章:パンクが存在しない世界という、最大級の“文化実験” 1976年、もしロンドンにもニューヨークにも、あの粗暴な3コードの反逆がまったく現れなかったとしたら、20世紀終盤のカルチャーはどうなっていただろうか。セックス・ピストルズの“アナーキー”は... -
COLUMN
[連載]JPOPと旅する:玉置浩二と旭川──北の大地が育んだ「心のメロディ」
はじめに 玉置浩二 ── その名を聞けば、日本の音楽界を代表する稀代のボーカリストを思い浮かべるだろう。ソロとして、あるいは安全地帯のフロントマンとして、彼が紡いできた楽曲は、多くのリスナーの心に深く刻まれてきた。だが、その豊かな表現力や独特... -
COLUMN
[響き合うコーヒーと音楽の世界]第23回:クリスタルマウンテン
こんにちは、リトル・パウです。今回、私が皆様をご案内するのは、カリブ海に浮かぶ情熱の島キューバから届いた、深いコクと甘みを持つ豆「クリスタルマウンテン」の世界です。 キューバ中央部、エスカンブライ山脈の限られた地域で栽培されるクリスタルマ... -
COLUMN
「AIが奏でる“人間らしさ”という病」vol.4 1つの名曲は、いくつの顔を持てるのか
AIが再構築した名曲たちを紹介するこのコラム。第4回目となる今回は、初の“単曲・異アレンジ”企画だ。 取り上げるのは、ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」。90年代のロック史を象徴するこの楽曲は、倦怠、苛立ち、衝動が綯い交ぜになった“当時の空... -
COLUMN
[音の地球儀]第21回 ── 中央アジアの吟遊詩人:キルギスと“口琴”の宇宙
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山... -
COLUMN
[響き合うコーヒーと音楽の世界]第22回:モカハラー
こんにちは、リトル・パウです。今回、私が皆様をご案内するのは、コーヒー発祥の地エチオピアが誇る「モカハラー」の世界です。 「モカ」の名を冠するコーヒーの中で、イエメンのモカマタリと並び称されるのが、エチオピア東部のハラー地方で育まれるこの... -
COLUMN
[妄想コラム]もしもジャズが生まれていなかったら──20世紀音楽革命の消えた世界線
ジャズの誕生は、20世紀の音楽史を根底から揺さぶる出来事であった。ブルースやラグタイムを土壌に、即興演奏とスウィング感を融合させたジャズは、音楽の自由度を劇的に拡大し、ロック、R&B、ファンク、ヒップホップといった後世の音楽ジャンルの基盤... -
COLUMN
AIが奏でる“人間らしさ”という病 vol.3 邦楽が、AIによって“別の世界線”を得る時
AIが再構築した名曲たちを紹介するコラム「AIが奏でる“人間らしさ”という病」。第3回となる今回は、初の“邦楽編”だ。 AIが邦楽をアレンジし直すとき、そこには必ず“文化翻訳”が生まれる。日本語特有のイントネーションや母音の響き、言葉の置き方 ── これ... -
COLUMN
[連載]JPOPと旅する:中島みゆきが描く札幌というまち
中島みゆきと札幌の原風景 中島みゆきはそれほど多くの「LocalSong」は残していないものの、「冬」「雪」などのシュチエーションの楽曲も多く、具体的な地名は述べられてはいないが、明らかに北海道が舞台になっているものは多い。なかには具体的な地名の... -
COLUMN
[妄想コラム]もしも音楽に著作権が存在しなかったなら ── “コピー自由世界線”が生んだ音楽の極楽と地獄
音楽に著作権がなかったとしたら ── 。この問いは、単に「無料で聴ける世界」を想像するだけでは済まない。創作者の権利、産業構造、文化の成熟、そして音楽そのものの価値観まで揺さぶる巨大な妄想である。もしも何百年ものあいだ、楽曲が完全にコピー自...
