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[音の地球儀]第31回 ── 海の向こうを想う歌:カーボベルデ、モルナとサウダージの音楽
アフリカ大陸の西岸から約570キロ。大西洋に浮かぶ小さな島国、カーボベルデには、世界で最も美しい「ため息」が存在する。その名はモルナ。 ゆっくりと揺れるギター。波のように繰り返されるリズム。そして、胸の奥からこぼれ落ちるような歌声。激しい打... -
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[踊る人類学〜音楽はなぜ生まれ、なぜ消えないのか]第四回:なぜ低音は人を支配するのか
太鼓、ダブ、テクノ ── 人類はなぜ振動に魅了され続けるのか 音楽には不思議な力がある。悲しみを癒やす。記憶を呼び起こす。人と人を繋ぐ。だが、そのどれよりも原始的な力がある。それが低音だ。 大音量のサウンドシステムの前に立ったことがあるだろう... -
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[妄想コラム]4拍子が発明されなかった世界 ── 人類は「ノる」という感覚を知らないまま文明を築いた
「音楽に革命を起こしたのは誰か?」 そんな問いを投げかければ、多くの人はビートルズやクラフトワーク、ジェームス・ブラウン、あるいはデリック・メイの名前を挙げるだろう。でも、もしかすると本当の革命家は、名前すら残っていない。何万年も昔、誰か... -
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[連載]JPOPと旅する:関係の終端としての空港 ── 浜田省吾「MIDNIGHT FLIGHT −ひとりぼっちのクリスマス・イブ」論
1.祝祭の裏側にある関係の終焉と楽曲プロフィール 「MIDNIGHT FLIGHT −ひとりぼっちのクリスマス・イブ」は、浜田省吾の代表的バラードのひとつであり、1980年前後の都市的感性を鋭く体現した作品である。タイトルに示された“ミッドナイト・フライト”は... -
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[踊る人類学〜音楽はなぜ生まれ、なぜ消えないのか]第三回:都市はどんな音楽を作るのか
シカゴ、デトロイト、ロンドン、東京 ── 街はなぜ固有のサウンドを持つのか 目を閉じて街の音を想像してみる。電車の走行音。工事現場の金属音。車のクラクション。人々の話し声。雨がアスファルトを叩く音 ── どんな都市にも、その街だけのリズムがある。... -
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[連載]JPOPと旅する:聖橋から放たれた檸檬 ── さだまさしと御茶ノ水の時間
「檸檬」(1978,Sg)は、さだまさしの代表作であり、喪失と青春の記憶を都市の風景に重ねた作品である。その舞台として浮かび上がるのが、御茶ノ水という街だ。本稿では、歌詞のモチーフと都市の具体的構造を往復しながら、その意味を五つの節で精密に読み解... -
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[響き合うコーヒーと音楽の世界]第40回:ジャバニカ
こんにちは、リトル・パウです。本日ご紹介するのは、中米ニカラグアの峻険な山岳地帯から届いた、まるで琥珀のような輝きを持つ「ジャバニカ」です。 ジャバニカは、時間をかけた丁寧な栽培によって作られる豆です。そのプロセスには、まるで緻密な音楽を... -
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らくがき音楽論 VOL.2:aiko
©︎琉栞 車内で「ボーイフレンド」を流していると、父に「お前、aikoなんて聴くのか」と驚いた顔をされた。 驚いたのは、むしろ私の方だった。 父の言い方は、「そんな昔の曲を聴くのか」というような響きだった。しかし私にとって「ボーイフレンド」は、昔... -
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[妄想コラム]ドラムマシンが存在しなかった世界
リズムは誰のものだったのか──音楽史最大の「もしも」 もしドラムマシンが発明されていなかったら、現代の音楽はどんな姿をしていただろう。 テクノも、ハウスも、ヒップホップも、EDMも、現在のポップスも、その多くは「機械が時間を刻む」という革命の上... -
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[音の地球儀]第30回 ── 神が降りる瞬間:ハイチ、ブードゥーと憑依のリズム
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山...
