COLUMN– category –
-
[音楽語源探偵団]Vol.11:現代音楽とは誰の妄想だったのか──シェーンベルク、ブーレーズ、ケージから辿る“前衛”という制度
序章:そもそも「現代音楽」とは何なのか? 「現代音楽」と聞いて、どんな音楽を想像するだろうか? 複雑でわかりづらい旋律、不協和音の連続、静寂やノイズ、あるいは無音。クラシックともポップスとも異なるその響きに、どこか近寄りがたさを覚える人も... -
[オジー・オズボーンという神話]第4回:蝿とコウモリとスキャンダル ── 逸話とメディアの狭間で
ロックンロールの世界には、数えきれないほどの奇行やスキャンダルが存在する。ホテルの破壊、楽屋の乱痴気騒ぎ、過剰なドラッグとアルコール——だが、そのなかでもオジー・オズボーンの名前は、ひときわ異彩を放っている。 ブラック・サバス時代からソロ活... -
[響き合うコーヒーと音楽の世界]第6回:タンザニア キリマンジャロ
こんにちは、リトル・パウです。「コーヒーと音楽」の連載コラム、第6回をお届けします。このコラムでは、毎回厳選したコーヒー銘柄をご紹介し、その味わいや背景に寄り添う音楽を10曲選んでいます。コーヒーを淹れ、音楽に耳を傾けるひとときが、皆様の日... -
[音の地球儀]第7回 ── 風が運ぶ記憶:アンデスの笛と高地の祈り
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山... -
[オジー・オズボーンという神話]第3回:マッドマン、再誕 ── ソロキャリアの爆発
1979年、オジー・オズボーンはブラック・サバスを解雇された。酒とドラッグにまみれた日々、もはや音楽に情熱も体力も残っていなかった。バンドの創設者にして象徴だった彼は、皮肉にも、最も象徴的な“問題児”として切り捨てられたのだ。 しかし、そこから... -
[妄想コラム]ギターなき世界、音楽はどこへ向かったか?
ギターがない世界。たったそれだけで、音楽の地図はまったく違う形に描かれていただろう。指先で弾くもの、かき鳴らすもの、歪ませるもの ── その存在がなかったとしたら? さあ、奇妙な音楽世界の扉を開けよう。 弦が6本ない世界 まず当然ながら、音楽の... -
[音の地球儀]第6回──海のうた、海の記憶:ポリネシアの声と儀礼
遥か南太平洋に浮かぶ島々、タヒチ、ハワイ、サモア、トンガ──大地よりも海が広がるこの世界では、声が波となって大洋を渡る。ポリネシアの音楽は旋律の芸術であると同時に、記憶の船でもある。口伝によって継がれてきた歌は、航海術、神話、愛、抗いの物... -
[オジー・オズボーンという神話]第2回:悪魔のアイコン ── ブラック・サバスと70年代の闇
「音楽が、こんなにも怖くて、こんなにも格好いいなんて思わなかった」。1970年代、ブラック・サバスの音楽に触れた多くの若者が、そう口を揃えて語った。教会での礼拝よりも、酒場で流れるサバスのレコードの方が“神聖”だった時代。悪魔崇拝、戦争、ドラ... -
[響き合うコーヒーと音楽の世界]第5回:ブラジル サントスNo.2
こんにちは、リトル・パウです。「コーヒーと音楽」の連載コラム、第5回をお届けします。このコラムでは、毎回厳選したコーヒー銘柄をご紹介し、その味わいや背景に寄り添う音楽を10曲選んでいます。コーヒーを淹れ、音楽に耳を傾けるひとときが、皆様の日... -
[轟音の記憶 – ヘヴィメタル50年史]第4回:商業の嵐 – グランジ時代とメタルの受難
1990年代:メタルの試練と変革 1991年9月24日、シアトルの小さなインディーレーベルDGC Recordsからリリースされた一枚のアルバムが、ヘヴィメタル界に激震を走らせた。ニルヴァーナの『Nevermind』である。このアルバムがビルボードチャートの頂点に立っ...