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[妄想コラム]もし鎖国が続いていたら ━━ “江戸ポップ”が世界を魅了する未来
「もし、江戸時代の鎖国がいまだに続いていたら?」 そんな突拍子もない仮定が、ふと頭をよぎった。西洋の音楽が一切入ってこないまま、独自の進化を遂げていく日本の音楽。その世界では、果たしてどんなサウンドが鳴り響いていたのだろうか。きっとそこに... -
[コラム]謎のユニット“giggle”、デビューに向けて日々の思いを語る 第一回
数ヶ月後にデビュー予定の謎のユニット“giggle”のコラム。デビューに向けて日々精進する彼女たちの思いを綴ります。まずは片割れ、amuchanの映画愛。 “やりたい事“”叶えたい夢“、なかなかうまく行かない日々が続く中、そんな私が最近心を強く打たれた映画... -
[連載:What’s Hip-Hop?] 1990年代:多様化と商業化
ヒップホップは1970年代のニューヨーク・ブロンクスで誕生し、ストリートカルチャーとしての精神を持ちながら、音楽、ファッション、アート、そして社会運動と深く結びつきながら進化してきた。80年代には商業的成功を収め、90年代には東西抗争やギャング... -
[連載:JAZZ IN MOTION]ビバップの誕生 (1940年代~1950年代)
ジャズは20世紀初頭のアメリカで誕生し、その後100年以上にわたり進化を続けてきた音楽である。ニューオーリンズの街角で生まれた即興演奏は、やがてスウィング時代のダンスミュージックへと発展し、ビバップによって知的な芸術へと昇華された。さらに、モ... -
[妄想コラム]もし西洋音階がスタンダードでなかったなら ── 音楽のもう一つの地図を描く
かつて「音階」は、文化の中で自然に育まれたものであった。山があり、川が流れ、人が祈る音の中から旋律が生まれた。しかし現代において、音楽はほとんどの場合「西洋音階」という座標軸の上に存在している。メジャー、マイナー、12平均律。これらが当た... -
[連載:ROCKを学ぶ]1980年代のロック:商業化と多様化の黄金時代
歪んだギターの音が鳴り響いた瞬間から、ロックはただの音楽ではなくなった。1950年代、ロックンロールという衝動が生まれ、若者たちの心に火をつけた。それは時代の波にもまれながら、怒りや希望、愛や絶望を叫び続けてきた。反逆の60年代、熱狂と混沌の7... -
[妄想コラム]もしビートが打てなかったら──「打ち込み不在」の音楽史妄想
現代の音楽シーンにおいて、打ち込み、つまりDTM(デスクトップ・ミュージック)はあまりにも自然に存在している。リズムマシンやサンプラー、DAW(Digital Audio Workstation)を駆使し、自宅のパソコン一台で音楽を作る ━━ そんな制作スタイルは、もはや... -
[連載:What’s Hip-Hop?] 1980年代:黄金期の始まり
ヒップホップは1970年代のニューヨーク・ブロンクスで誕生し、ストリートカルチャーとしての精神を持ちながら、音楽、ファッション、アート、そして社会運動と深く結びつきながら進化してきた。80年代には商業的成功を収め、90年代には東西抗争やギャング... -
[連載:JAZZ IN MOTION]スウィング時代 (1930年代~1940年代)
ジャズは20世紀初頭のアメリカで誕生し、その後100年以上にわたり進化を続けてきた音楽である。ニューオーリンズの街角で生まれた即興演奏は、やがてスウィング時代のダンスミュージックへと発展し、ビバップによって知的な芸術へと昇華された。さらに、モ... -
[妄想コラム]2100年の音楽シーン ーー 音楽とテクノロジーが交差する未来
2100年、日本の音楽シーンは、かつてないほど多様で、かつ分散化されたものになっているだろう。音楽とテクノロジーが完全に融合し、アーティスト、リスナー、そして人工知能(AI)が共存する新たな音楽文化が形成されているはずだ。 音楽の創造はAIと人間...