
EDCのフロアでの偶然の出会い、ナッシュビルで初めて向き合った瞬間、ロサンゼルスのスタジオで積み重ねた対話——3人の異なる時間が交差して生まれた「Without You」が、10K Projectsより全プラットフォームにてリリースされた。電子音楽シーンのベテランGRYFFIN、急速に名を上げる新鋭プロデューサーAVELLO、そしてインディとエレクトロニックを行き来するソングライターSasha Alex Sloan——3者の世界が重なり合うその交点に、2026年の夏にふさわしい一曲が完成した。
ギターから始まり、うねるシンセで空高く舞い上がる
「Without You」の構造は、その感情の旅を忠実に映す。Sasha Alex Sloanのヴォーカルが中心に据えられたギター主導のヴァースから始まり——GRYFFINがギタリストとして出発した原点を静かに想起させながら ── GRYFFINとAVELLOが共に形作るビルドアップが、反響するパーカッションと広がるシンセワークとともに楽曲を高みへと押し上げる。希望とつながりをテーマに据えたこの曲は、静かな瞬間とクライマックスの波が交互に押し寄せるたびに、その共鳴の深さを増していく。
GRYFFINはこう語る ── 「ナッシュビルでSashaと一緒にセッションして、本当に純粋な感謝の気持ちが溢れてきた。その感覚がそのまま曲になったのが「Without You」。個人的な曲だけど、誰の心にも届くものにしたかった。2026年の僕たち全員のサウンドが溶け合ったような、夢見心地な気持ちになれる曲を楽しんでほしい」。
AVELLOはこう振り返る ── 「EDC OrlandoでGRYFFINに偶然会って、後日彼とSashaが作っていたラフを送ってもらった。LAで会ってから本格的に仕上げていった。彼のメロディック・サウンドと、自分の少しアグレッシブなメロディック・ベースが交差した、いいクロスオーバーになったと思う」。

10年の集大成コンサートへ向け、進化は止まらない
「Without You」は、GRYFFINが今年のKygo & Khalidとのコラボ「Save My Love」に続いてリリースする最新作だ。そして秋には、キャリア10年を一夜に凝縮したコンサートシリーズ「Ten Years of Music. One Night.」がサンフランシスコ、ブルックリン、ロサンゼルスを経て、11月13日のRed Rocks最終公演へと向かう。この曲は、その物語の一ページとなる。
一方のAVELLOは、Lollapalooza、EDC Las Vegas、Electric Forestなどへの出演を控え、ブレイクアウト・イヤーの只中にある。Sasha Alex SloaneはKygo、ODESZA、ILLENIUMとの共作で培ったソングライターとしての信頼を、自身のアーティストとしての表現とともに持ち込んだ。

