イビサの夕暮れに“もうひとつの世界”が現れる ── Brunch Electronik × The Gardens of Babylonによる新シリーズ「Between Worlds」始動

イビサのサンセットカルチャーに、新たな精神性が流れ込む。Brunch ElectronikとThe Gardens of Babylonが、新シリーズ「Between Worlds」を発表。7月1日、7月8日、8月23日、8月30日の全4日間にわたり、イビサ屈指のロケーション528 Ibizaを舞台に、音楽、スピリチュアリティ、コミュニティを横断する没入型イベントを展開する。

“昼のパーティー”を超えていくBrunch Electronikの進化

バルセロナ発のBrunch Electronikは、オープンエアとコミュニティ感覚を武器に、ヨーロッパのデイタイム・パーティー文化を刷新してきた存在だ。

今回の「Between Worlds」では、そのDNAを継承しながらも、“移行”や“二面性”をテーマに据え、より物語性のある体験へと拡張。単なるDJイベントではなく、時間帯とともに感覚が変容していく“旅”として設計されている。

ベン・ベーマー、モノリンクらが描く“感情の電子音楽”

シリーズの中心を担うのは、メロディックかつ有機的なエレクトロニック・ミュージックを象徴するアーティストたち。

各公演では、Ben Böhmer、Monolink、Bob Moses、WhoMadeWhoがそれぞれヘッドライナーとして登場する。

特に注目したいのは、ライブセットという形式そのものだ。

Ben Böhmerは、Ableton Liveを軸にしたライブ構築で知られ、複数のAllen & Heath Xone:K2を連結しながらリアルタイムで楽曲を再構築するスタイルを採用。さらに、Korg Minilogue XDをMIDIコントローラーとして用い、シンセフレーズを即興的に操るほか、空間系エフェクトにはEventide Spaceを使用。緻密さと即興性が共存する“演奏するエレクトロニック・ミュージック”を体現している。

一方、Monolinkは、ギターやピアノ、生歌をエレクトロニック・サウンドへ溶け込ませる独自のスタイルで知られるアーティスト。ベルリンのスタジオにはヴィンテージピアノや最新シンセ群が並び、フォーク的な叙情とテクノ以降の音響感覚を横断する。ライブではヴォーカルと楽器演奏を同時に扱い、“DJ”とも“バンド”とも異なる身体性を生み出している。

音楽と精神世界が交差する空間演出

「Between Worlds」では、音楽だけでなく空間体験そのものが重要な要素となる。

オープニングセレモニーやサウンドヒーリング、各種ワークショップに加え、“Market of Curiosities”と呼ばれるマーケット空間、没入型インスタレーションなども展開予定。自然、アート、パフォーマンスが絶えず対話し続けることで、来場者は“イベント”ではなく“儀式”のような感覚へと導かれていく。

イビサの風景を塗り替える“もうひとつの祝祭”

会場となる528 Ibizaは、ベニムッサの丘陵地帯に位置する独創的なヴェニュー。オープンエアからナイトタイムへと自然に移行していく構造を持ち、夕暮れから深夜へと感覚が変化していく今回のコンセプトに完璧に呼応する。

クラブとフェスティバル、瞑想とダンス、現実と幻想 ── 。「Between Worlds」は、その境界線を曖昧にしながら、イビサという島の新たな可能性を提示するシリーズになりそうだ。

‘Between Worlds’,  will take over 528 Ibiza across July 1 & 8 and August 23 & 30, blending music, community and culture into an open air experience
https://thegardensofbabylon.com
https://brunchelectronik.com/

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