
台湾と日本、ふたつのルーツの間でR&Bを紡ぐシンガー、ASA Wuが新曲「Sweet Spell」を9月9日にリリースした。今年5月の約5年ぶりのEP『DAY one.』から3ヶ月、東京への拠点移動という新章の幕が開いたばかりのタイミングで届けられた本作は、hicard Record Clubより配信されている。
抵抗できない甘さの正体
「Sweet Spell」が描くのは、知らないうちに恋に落ちていく感覚だ。まるで魅力的で不思議な甘い呪文にかかるように——争う間もなく、気づいたらそこにいる。ASA Wu自身が書いた歌詞に、台湾を拠点にするMC/プロデューサーHUGOのビートが重なり、日本語・中国語・英語を自由に行き来するASAのフローがその甘さを余韻とともに運ぶ。
HUGOとのコラボレーションは「Spoil Me」「Shift to heaven」に続く3枚目。重ねるほどに深まるふたりの呼吸が、「Sweet Spell」という一曲の説得力を底上げしている。ミックス/マスタリングはtheeluu、ジャケット写真はKaho Furukawaが担当した。
東京、そして次の章へ
2021年のデビューEP「Omen」(KM produce)でシーンに登場し、EVISBEATSやBANVOX、ラッパーLEXのアルバム参加、LANAやIssei Uno Fifthとの「TOXIC」コラボレーションを経て、ASA Wuは2026年に活動拠点を東京へ。5月の『DAY one.』リリースから始まった東京フェーズは、今作でさらに勢いを増している。楽曲リリース、ライブ、コラボレーションと複数のプロジェクトが進行中であり、この秋以降のASA Wuの動向からは目が離せない。
hicard Record Clubはヒップホップを軸に、デザイナー、映像作家、エンジニアが行き交うオフィス発のクリエイティブ・コミュニティだ。「Office Rec」「wave apartment」といった自主企画ライブも好評を博しており、ASA Wuはその中心的な存在として音を重ね続けている。

ASA Wu「Sweet Spell」
2026年9月9日(水)AM0時 配信リリース
hicard Record Club
配信リンク:https://big-up.style/gCANLczVA6
