石川紅奈、3年ぶりの新作『Garden』へ ── ロイ・エアーズ「Searching」のクールなカバーを先行配信

 (c)Yasutomo Ebisu

しなやかなベース・プレイと透明感のある歌声で、ジャズとポップスの境界を軽やかに行き来するベーシスト/ヴォーカリスト、石川紅奈。9月16日にリリースされるニュー・アルバム『Garden』から、ロイ・エアーズの名曲「Searching」のカバーが先行配信された。

2023年に名門Verveから発表した『Kurena』以来、約3年ぶりとなる新作『Garden』は、石川にとって初のセルフ・プロデュース作品。これまでライブで育ててきた楽曲を中心とする全8曲を収録し、彼女の現在地を映し出す一枚となる。

ロイ・エアーズの名曲「Searching」を意外な編成で再構築

先行配信された「Searching」は、石川が憧れの存在として挙げるヴィブラフォン奏者、ロイ・エアーズによる楽曲。1970年代のジャズ・ファンク/レアグルーヴを象徴するナンバーのひとつを、石川はベース、ギター、パーカッション、ハープというユニークな編成でカバーした。

オリジナルへのリスペクトを保ちながら、そのまま再現するのではなく、自身の感覚を通してクールに再構築。ジャズを軸としながらポップスやソウルへと自然に手を伸ばしてきた石川らしいアプローチが光る。

初のセルフ・プロデュース作『Garden』、9月16日リリース

ニュー・アルバム『Garden』には「Searching」をはじめ、「Les Fleurs」「Erica」「Animara」「In the Rain」「Time’s Lie」「Witch of the North」「Oyasumi」の全8曲を収録する。

レコーディングには、これまでライブで共演を重ねてきた大林武司、Taka Nawashiro、ジーン・ジャクソン、Kan、守真人が参加。気心の知れたミュージシャンたちとのアンサンブルによって、ライブの現場で培われてきた石川の音楽をスタジオ作品へと落とし込んだ。

高校時代に世界的ピアニストの小曽根真に才能を見出され、2023年にはその小曽根のプロデュースによる『Kurena』でVerveからメジャーデビューした石川。今回はプロデューサーの手を離れ、自ら作品全体を舵取りする。その意味でも『Garden』は、彼女のキャリアにおける新たなフェーズを告げる作品となりそうだ。

SHM-CDは9月16日、LPは12月5日にVerve/ユニバーサル ミュージックより発売される。

発売当日、代々木上原でスペシャル・ショウケース開催

アルバム発売日の9月16日には、ジャズ・ウェブサイト「EVERYTHING JAZZ」が初めて開催するショウケース・イベント「EVERYTHING JAZZ presents SPECIAL SHOWCASE 2026」への出演も決定した。

会場は東京・代々木上原某所。石川のほかSECRET GUESTの出演も予定されており、『Garden』収録曲のライブ・パフォーマンスをリリース当日に体験できる貴重な機会となる。

ショウケースには抽選で計30名を招待。EVERYTHING JAZZ STOREで『Garden』のCDまたはLPを予約した人から20名、Apple Music、Spotify、Amazon Music、YouTube Musicのいずれかで石川をフォローしてキャンペーンに応募した人から10名が選ばれる。

神戸、大阪、東京、名古屋などを巡るリリースツアーも

『Garden』のリリースに合わせ、「Kurena Ishikawa “Garden” Release Tour」の開催も決定している。

9月21日の兵庫・KOBE QUILTを皮切りに、大阪・雲雷寺、東京・COTTON CLUB、愛知・名古屋市千種文化小劇場、静岡・ジャズと喫茶 フィガロ、宮城・LIVE RESTAURANT J’Zを巡る予定。公演ごとに編成を変えながら、新作の世界をライブへと展開していく。

ベーシストとしての確かな技術と、歌い手としての柔らかな存在感。その二つを武器に、ジャズという枠組みから自然に外側へと音楽を広げてきた石川紅奈。初のセルフ・プロデュース作『Garden』は、その歩みをさらに先へ進める一枚となりそうだ。

【リリース情報】

石川紅奈 『Garden』

2026年9月16日(水)発売

SHM-CD:UCCJ-2261  \3,520(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

試聴・予約:https://Kurena-Ishikawa.lnk.to/gardenPR

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