銀色の靴が映した、もうひとつの人生 ── リアナ・フローレス、ニューEP『And so it goes…』9月4日リリース

ノーフォークの田園地帯で育ち、動物学を専攻し、気づいたら世界を旅するシンガー・ソングライターになっていた——リアナ・フローレスの物語は、いつも少し予想外の方向へ曲がっていく。Spotifyで9億回再生を超えるバイラルヒット「rises the moon」から始まり、2024年のヴァーヴ・レコード契約、デビューアルバム『Flower of the soul』の全世界累計8,400万回再生。そして今、都会で生き、ツアーで世界を渡り歩いた経験を全6曲に収めたニューEP『And so it goes…』が9月4日にリリースされる。先行シングル「Silvershoes」はすでに配信中だ。

ハリウッドのウェイトレスが、銀色の靴に夢を見た

「Silvershoes」のインスピレーションを語るためにリアナが手に取ったのは、ヴァージニア・ポストレルの著書『The Power of Glamour』だ。「”華やかな魅力は、私たちの憧れをいっそうかき立てながらも、喜びを与えてくれる。それは、私たちが夢見る人生が本当に存在するのだと感じさせ、さらに強くそれを望ませる” ── その一節を読んで、この曲が生まれた」と彼女は語る。

きらびやかな銀色の靴に目を奪われ、今とは違う人生を思い描き始めるハリウッドのウェイトレス。その視点から描かれたこの曲は、軽やかにきらめくポップ・メロディーに乗せて、夢を追うときに生まれる希望と憧れと不安を余すところなく映し出す。まだ手にしていない人生を思い描く── そのどうしようもなく普遍的な感情を、リアナはまっすぐに歌にする。

小さな町から都会へ、EPが描く移住と成長の物語

EP全体を貫くのは、「田舎育ちの女の子が都会へ移り住む物語」だ。ノーフォークからセント・アンドルーズへ、そしてロンドンへ。都会で出会った人々、新しい人間関係、街の華やかさ、そして初めて世界をツアーした日々——それらの経験が6曲に溶けている。

「これまでは自然について書くことが歌詞として自然に出てきていた。今回は、歌うことが純粋に楽しくなれるような、出かける支度をしながら聴きたくなるような、強いメロディーを持つ曲を書くことに挑戦したかった」 ── その言葉通り、EP収録曲はどれも親密でありながら解放的だ。フィンガーピッキングのギターとボサノヴァ・ヴォーカルが印象的な「So it goes」、重厚なグルーヴとファンクのニュアンスを帯びたラブソング「So mysterious」、キャロル・キングを思わせるフォーク・ストーリーテリングが光る「Here to stay」 ── ボサ・ノヴァの穏やかな佇まいを守りながら、インディー・フォーク、ポップ、ファンクの要素が自然に交わっている。

プロデュースはロード・ヒューロン、ザ・テスキー・ブラザース、マイケル・キワヌーカらの作品を手がけたグラミー賞ノミネートのポール・バトラー。ロサンゼルスでのレコーディングから生まれた本作は、リアナの音楽的な表現を確実に新たな次元へと押し広げている。

ロベルト・メネスカル、メイ・シモネス、そしてヴァーヴ70周年へ

2026年のリアナは新EPだけではない。ボサ・ノヴァの礎を築いたロベルト・メネスカルとの「Midnight Lullaby」、日系アメリカ人シンガー・メイ・シモネスとの「Koneko」と、世代と文化を超えたコラボレーションが続く。9月2日にはニューヨークのCentral Park SummerStageで開催されるヴァーヴ・レコード70周年記念ショーにメイ・シモネスとともに出演し、その後はヨーロッパ、北米、メキシコを巡るヘッドライン・ツアーに乗り出す。

「rises the moon」がTikTokでバイラルしてから5年。世界を旅し、都会を経験し、コラボレーションを重ねたリアナ・フローレスが今どこにいるかを、この6曲が正直に教えてくれる。

リアナ・フローレス
ニューEP『And so it goes…』
2026年9月4日(金)リリース
Verve / Universal Music
https://Liana-Flores.lnk.to/andsoitgoesPR

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