
一週間、一緒にスタジオにこもって、朝は体を動かして、夜は音楽を作る。友達になって、化学反応が起きて、気づけば1年分の音楽が生まれていた ── それがDirtybirdの「Flight Week」ライティングキャンプの正体だ。その実験から生まれた楽曲を集めたコンピレーション『Flock Tapes Vol. 1』が、17曲収録で今すぐ配信中だ。
ウェルネス、コミュニティ、そして音楽 ── Flight Weekという発明
2025年6月、Dirtybirdはサンフランシスコで初のライティングキャンプ「Flight Week」を開催した。1週間という枠の中で、ベテランから新顔まで12人以上のプロデューサー、アーティスト、シンガーを一堂に集め、毎日のソングライティングセッションをムーブメント、マインドフルネス、コネクションを軸にしたアクティビティと組み合わせた。その一週間から生まれたのは、新しい友情、予想外のコラボレーション、そして丸1年分の音楽だった。
Mz Worthy、Ardalan、Kevin KnappといったDirtybirdの看板アーティストが軸を作りつつ、DJ E-Clyps、Black V Neck、SHADEDが新鮮な色を加え、Life On Planetsがプロジェクト全体の声として作品に宿った。地元の新進気鋭、Wet Velvet、n808、Mike Kerriganも参加し、ベテランと次世代のメンタリングが自然発生的に起きた。その空気ごと封じ込めたのが、この17曲だ。
遊び心と実験精神 ── Dirtybirdの20年が凝縮された一枚
「Nobody Left」(AMPRS&ND)、「Smack A MF」(Wet Velvet、SHADED & DJ E-Clyps)、「Spiraling」(Black V Neck、Ardalan、Life On Planets & SHADED)、「Salmon」(Black V Neck & SHADED feat. Andra G.) ── タイトルを眺めるだけでも、Dirtybirdの変わらないオフビートな精神が伝わってくる。笑えて、踊れて、ちょっとおかしい。2005年の創設以来20年間変わらないそのDNAが、新世代のアーティストたちの手を通してまた新たな形で鳴っている。
コンピの翌日、6月13日にはエンバカデロ・プラザでの年に一度の無料野外フェス「Back To Baysics」も開催される。音源とフロア、両方でDirtybirdファミリーの今を体感できる夏だ。
