DJテニス主宰〈Life and Death〉から放たれるピークタイム・ウェポン
メルボルン発のプロデューサー、ルーク・アレッシとウィリアム・キスが、新曲「Ride The Rhythm」をリリースした。
本作は、DJテニスが主宰する名門レーベル 〈Life and Death〉 からのリリース。クラブカルチャーの最前線を走り続ける同レーベルのカタログに、新たな強力作が加わった。
ダブコードとアシッドが導く、陶酔のクライマックス
「Ride The Rhythm」は、鋭利なダブコードがフロアを切り裂き、次第にうねりを増すアシッドラインへと展開していくピークタイム仕様の一曲。そこに重なるサイケデリックなヴォーカルが、リスナーをトランス寸前の高揚感へと引きずり込む。
すでにペギー・グー、ジェイミー・ジョーンズ、ホット・シンス82 といったトップDJたちからサポートを受けており、各地のダンスフロアでアンセム化が進行中。シンプルながらも中毒性の高い構成は、まさに“使える”クラブトラックだ。
Buy/Stream: Luke Alessi, William Kiss – Ride The Rhythm
ルーク・アレッシ──メルボルンが誇る次世代エレクトロニック・サウンド
ルーク・アレッシは、ハウス、ディスコ、エレクトロ、ファンクを自在に横断しながら、ノスタルジーと未来感を同時に鳴らすメルボルン屈指の才能。〈Life and Death〉からの『After Five EP』や、デミ・リキッシモとの「Yes Bby」など、近年はキャリアの転換点とも言えるリリースが続いている。
ウィリアム・キス──世界のフロアで鍛え上げられたグルーヴ職人
一方のウィリアム・キスは、〈Gudu〉〈Rekids〉〈UNCAGE〉〈Club Bad〉〈23rd Century〉など、名だたるレーベルから作品を発表してきたオーストラリア屈指のフロア・プロデューサー。WatergateやPikes Ibizaをはじめ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ各地のフェスやクラブでプレイし、パーカッシヴでドライヴ感のあるスタイルを武器に存在感を示してきた。
化学反応の完成形としての「Ride The Rhythm」
ペギー・グー主宰〈Gudu〉での共作EPを経て、さらに完成度を高めた二人のコラボレーション。その結晶が「Ride The Rhythm」だ。タイトに設計された構成、確実にピークを作る展開、そして〈Life and Death〉の美学に深く呼応するサウンド。両者のケミストリーが最も鋭く結実した、現場主義のクラブ・ウェポンと言えるだろう。
ダンスフロアで“その瞬間”を作りたいDJ、そして最前線のエレクトロニック・ミュージックを追いかけるリスナーにとって、見逃せない一曲だ。
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