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[響き合うコーヒーと音楽の世界]第22回:モカハラー
こんにちは、リトル・パウです。今回、私が皆様をご案内するのは、コーヒー発祥の地エチオピアが誇る「モカハラー」の世界です。 「モカ」の名を冠するコーヒーの中で、イエメンのモカマタリと並び称されるのが、エチオピア東部のハラー地方で育まれるこの... -
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[妄想コラム]もしもジャズが生まれていなかったら──20世紀音楽革命の消えた世界線
ジャズの誕生は、20世紀の音楽史を根底から揺さぶる出来事であった。ブルースやラグタイムを土壌に、即興演奏とスウィング感を融合させたジャズは、音楽の自由度を劇的に拡大し、ロック、R&B、ファンク、ヒップホップといった後世の音楽ジャンルの基盤... -
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AIが奏でる“人間らしさ”という病 vol.3 邦楽が、AIによって“別の世界線”を得る時
AIが再構築した名曲たちを紹介するコラム「AIが奏でる“人間らしさ”という病」。第3回となる今回は、初の“邦楽編”だ。 AIが邦楽をアレンジし直すとき、そこには必ず“文化翻訳”が生まれる。日本語特有のイントネーションや母音の響き、言葉の置き方 ── これ... -
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[連載]JPOPと旅する:中島みゆきが描く札幌というまち
中島みゆきと札幌の原風景 中島みゆきはそれほど多くの「LocalSong」は残していないものの、「冬」「雪」などのシュチエーションの楽曲も多く、具体的な地名は述べられてはいないが、明らかに北海道が舞台になっているものは多い。なかには具体的な地名の... -
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[妄想コラム]もしも音楽に著作権が存在しなかったなら ── “コピー自由世界線”が生んだ音楽の極楽と地獄
音楽に著作権がなかったとしたら ── 。この問いは、単に「無料で聴ける世界」を想像するだけでは済まない。創作者の権利、産業構造、文化の成熟、そして音楽そのものの価値観まで揺さぶる巨大な妄想である。もしも何百年ものあいだ、楽曲が完全にコピー自... -
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[響き合うコーヒーと音楽の世界]第21回:バリ神山
こんにちは、リトル・パウです。今回、私が皆様をご案内するのは、「神々の島」と呼ばれるインドネシア・バリ島で育まれた、力強い個性を持つ豆、「バリ神山(しんざん)」の世界です。 インドネシアのコーヒーといえば、スマトラ島のマンデリンやスラウェ... -
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[音楽語源探偵団]Vol.21:夜のロンドンが産んだ魔法──“Acid Jazz”という言葉が生まれた瞬間
曖昧な光と煙の中で、生まれるはずのなかった言葉 1980年代後半のロンドンは、音楽の坩堝であった。パンクの残り香が街角に漂い、ニューウェーヴがファッションと結びつき、レゲエやソウル、ファンク、そしてジャズが混ざり合い、昼と夜の境界が曖昧になっ... -
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[妄想コラム]もしも19世紀にレコーディング技術があったなら ── “本物のベートーヴェン”が残した世界線のクラシック史
もしも19世紀にレコーディング技術が存在していたら ── 。この「ありえたかもしれない世界線」を想像すると、クラシック音楽の歴史は根底から変わっていた可能性が高い。ベートーヴェンやショパン、リストといった巨匠たちの演奏が鮮明に残され、それが“正... -
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[音の地球儀]第20回 ── ケルトの記憶:アイルランドの旋律と語りの再生
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山... -
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[響き合うコーヒーと音楽の世界]第20回:ピーベリー
こんにちは、リトル・パウです。今回、私が皆様をご案内するのは、コーヒー大国ブラジルが誇る、個性豊かな豆「ピーベリー」の世界です。 ピーベリーとは、通常のコーヒー豆(フラットビーン)が1つのコーヒーチェリーの中に2つ入っているのに対し、突然変...
