
ロックの体温をそのまま封じ込めたような一本が登場した。Fender Custom Shopが発表した『Limited Edition Brian Fallon ’59 Telecaster® Custom』は、ブライアン・ファロンの愛機を忠実に再現した限定モデル。無駄を削ぎ落とした構造と、プレイヤーの表現力を最大限に引き出す設計が同居する、“使うためのヴィンテージ”だ。
『The ’59 Sound』の記憶を宿すギター
The Gaslight Anthemのフロントマンとして知られるファロンは、2008年のアルバム『The ’59 Sound』で広く評価を獲得。ブルース・スプリングスティーンやジョー・ストラマーからの影響を感じさせる、ストレートで情感豊かなソングライティングで支持を集めてきた。
本モデルは、彼がキャリア初期のツアーで実際に使用していたテレキャスターをベースに設計。タイトルにも引用された“’59”という数字が象徴する通り、彼の音楽的ルーツと深く結びついた一本となっている。
シンプルゆえに深い、“鳴り”の哲学
「スイッチとボリューム、トーン。それだけでいい」 ── ファロンの言葉が示すように、このギターの本質は極めてシンプルだ。
軽量な2ピース・アルダーボディに、AAAグレードのローズウッド指板を組み合わせ、Journeyman Relic®によるブラックラッカー仕上げを施すことで、長年弾き込まれたかのような質感とレスポンスを再現。装飾ではなく“鳴り”にフォーカスした設計思想が貫かれている。


ヴィンテージと現代性の絶妙なブレンド
サウンド面では、Righteous Sound製“Fourth Man”ピックアップとDual Stack HS Tele®配線を採用。ブリッジのミッドレンジの唸りと、ネックのウォームでクリアなトーンが絶妙に混ざり合い、テレキャスター特有の立体感あるミドルポジションを生み出す。
さらに、’63スタイルのブリッジやヴィンテージスタイルのチューナーなど、クラシックな仕様をベースにしながらも、現代的な演奏性を担保するディテールが随所に盛り込まれている。

“道具”としてのギター、その極北
このモデルが示しているのは、ギターという存在の原点だ。飾るためでも、スペックを競うためでもない。音楽を鳴らすための“道具”として、どこまで純度を高められるか。
Fenderとブライアン・ファロンの共同作業によって生まれたこの一本は、プレイヤーの手に委ねられて初めて完成する。
それはまるで、未完成の楽曲のように。弾き手の数だけ、異なる“’59の音”が立ち上がる。
【製品概要】
| 製品名 | Limited Edition Brian Fallon ’59 Telecaster® Custom |
| 市場想定売価 | 1,122,000円(税込) |
| 受注開始日 | 2026年4月29日(水・祝) |
| 国内製品取扱店 | Fender Flagship Tokyo(フェンダー旗艦店)Fender Shop in MIKI GAKKI AMERICAMURAFender Custom Shopショーケースディーラー・イケベ楽器店ギターズステーション・イシバシ楽器 渋谷店・ギタープラネット・クロサワ楽器お茶の水駅前店 |
