
ジャズとファンクとボレロと即興と、幼少期の記憶と。これほど多くのものを一枚のアルバムに詰め込みながら、これほど自然に息をする音楽がある。シカゴを拠点に活動するマルチディシプリナリー・アーティスト、**Sparklmami(スパークルマミ)**が、デビュー・アルバム『in this body』を2026年6月5日にVerve Records / slowplayよりリリースする。
ワンテイクで掘り起こした、無意識の言葉たち
『in this body』は、具現化された鮮やかな夢の連なりとして展開する。幼少期の記憶に根ざした音楽的モチーフを、幻想的かつ即興的な自己表現として解き放つ本作は、1970年代ブラジルのジャズと、家庭で流れていたメキシコのボレロという、ふたつの異なる原風景をサウンドの核に置いている。
多くの楽曲はワンテイクで録音された——自己検閲にとらわれることなく、無意識から直接語りかけるために。エグゼクティブ・プロデューサー兼ドラマーのエディー・バーンズ、同じくエグゼクティブ・プロデューサー兼ベーシストのウィリアム・コーデュロイを筆頭に、パーカッション、キーボード、サックスのメンバーと複数回の即興セッションを積み重ね、ニコ・シーガル(The Social Experiment、Neil Young)、アレックス・サンティリ(Thee Sacred Souls)、クリス・ミッシュ(Metro Boomin、Bobby McFerrin)らも参加。コミュニティの熱量が、そのままアルバムの温度になった。
シカゴのDIY精神が宿る、「no te vayas」という出発点
先行公開されたオープニング・トラック「no te vayas」は、ジャズとファンクを横断する祝祭的なシングルだ。そのミュージック・ビデオはSparklmami自身が監督を務め、シカゴの著名な音楽グループUniversal Togetherness BandのAndre Gibsonがカメオ出演している。
Sparklmamiはこう語る——「学部時代、1980年代半ばのシカゴのアートシーンを記録したパブリック・アクセスのタレントショー『The Chicago Party』に出会いました。出演アーティストの才能だけでなく、シカゴ文化を今も前進させ続けているDIY精神に強く惹かれた。Andreが自身の過去と私の現在をつないでくれたことに感謝しています。彼は私にとって永遠のレジェンドです」。
身体に刻まれた、つながりと愛の記録
2024年に「fajas」「running」でシーンに登場したSparklmamiは、Mndsgnによるリミックスのリリース、リオ・コスタのツアー帯同、そしてシカゴのThalia Hallでのソールド・アウト公演と、瞬く間に存在感を広げてきた。
『in this body』は、そうしたコミュニティへの愛、家族への愛、自分自身への愛に深く根ざした作品だ。開放性と脆さがアルバム全体を貫き、自分を形成するあらゆるニュアンスを体現している。新しい世界は、自分の身体の中から始まる——Sparklmamiはそう信じている。

Sparklmami デビューAL『in this body』
2026年6月5日リリース 試聴・予約はこちら
収録曲:no te vayas / fajas / vaga / running / quisiera / penso en voce / grounded / it was 5 am / in this body
