フロアを揺らす夏の火種 ── ジェイソン・ハード、新曲「Sound Of The Record」をBohemian Discoから発表

2025年7月26日

UKの実力派プロデューサー／DJ、ジェイソン・ハードが、自身のレーベル〈Bohemian Disco〉より8作目となる最新シングル「Sound Of The Record」を発表する。リリースは2025年8月15日（Beatport & Spotify先行）、フルリリースは8月29日予定である。

本作は、ローリングするビートと重低音のグルーヴが絡み合う、アンダーグラウンドの熱気をまとった強力なダンス・トラックである。中盤には「Here Come The Sound Of The Record」と繰り返される躍動感あふれるヴォーカル・ループが現れ、そこへ大胆なフィルター・ピアノ・リフが投入されることで、フロアのテンションは一気に沸点へと達する。ビッグルームやフェスティバルのピークタイムにおける鉄板キラーとして、今夏のクラブ・シーンを席巻することは間違いないだろう。

ジェイソン・ハードは、〈Defected〉〈Subliminal Azuli〉〈Toolroom〉〈Moody〉〈CR2〉などのトップレーベルから数々の作品を発表し、国際的な評価を確立してきたベテランである。近年では、〈Jackies〉でのトッド・テリーとの共作をはじめ、〈Soulfuric Music〉〈LTBH〉などでもヒットを連発し、2025年には〈Groove Culture〉からの新作も控えている。

自身のレーベル〈Bohemian Disco〉は2023年夏にローンチ。バーバラ・タッカー、キャシー・ブラウン、ローランド・クラーク、スティーヴ・エドワーズ、ボヘミアン・ディスコ・クワイアなど、名だたるアーティストとのコラボレーションを重ね、サム・ディヴァイン、ホース・ミート・ディスコ、ジェイミー・ジョーンズ、クラップトーン、ストーンブリッジらからの強力なサポートも受けている。

特筆すべきは、昨年のサマーアンセム「Herd & Fitz x Abigail Bailey “I Just Can’t Get Enough”」。Hannah WantsやJakkobによるリミックスでIbizaの各地を席巻し、Ushuaia、DC10、Amnesiaといった名門クラブでも頻繁にプレイされた同曲は、TikTokでの1位獲得、Apple Musicチャート1位、Beatport Top10入りという快挙を成し遂げた。

DJとしても、Global Gathering、Creamfields、Space Ibiza、Pacha、Amnesia、Toolroom Knightsなど、世界各地のフェスやクラブを舞台にプレイしてきたJason Herd。今夏も再びイビサ島へと戻り、現場からクラブ・ミュージックの現在形を提示することになる。