トラヴィス・スコット、オークリー初の「チーフ・ヴィジョナリー」に就任 ── カルチャーと未来を融合する長期パートナーシップが始動

スポーツ&ライフスタイルブランドのオークリーは、2025年6月24日、世界的アーティストであるトラヴィス・スコットを同社初の「チーフ・ヴィジョナリー(Chief Visionary)」に任命したことを発表した。今回の発表は、同氏が率いるクリエイティブチーム**Cactus Jack(カクタスジャック)**との複数年にわたるパートナーシップの始まりを意味しており、デザイン、イノベーション、カルチャーの領域で新たな価値を創造していくプロジェクトが本格始動する。

トラヴィス・スコットはこれまで、自身のツアー衣装やビジュアルにオークリーのアイウェアやロゴを自然な形で取り入れることで、ブランドの存在感をストリートからポップカルチャーの最前線へと押し上げてきた。今回の任命は、ブランド創業50周年という節目における革新的な一手であり、次の時代に向けた“再起動”の象徴でもある。

オークリーのグローバルプレジデントであるカイオ・アマートは「トラヴィスの肩書きは単なる称号ではなく、創造性・信念・目的を象徴するものだ。彼との協業は、時代の象徴となるプロジェクトの始まりである」とコメント。今後は、クラシックなオークリースタイルを再解釈したアイウェアやアパレルの開発、トラヴィスがツアーで愛用していたアイテムにインスパイアされたコラボレーションラインの展開も予定されている。

トラヴィス自身も「人が“無理だ”と思うことにこそ挑むべきだ。オークリーとなら、カルチャーの進化と再構築ができると確信している」と語っており、単なる広告契約を超えた思想的・創造的パートナーシップの深さを物語っている。

パートナーシップの始動を記念し、限定アイテム「Day Zero(デイゼロ)コレクション」が本日よりトラヴィス・スコット公式オンラインストア(shop.travisscott.com)にて販売開始された。クラシックなサングラスショップの広告をモチーフにしたこのコレクションは、3枚組ポスターとアパレル2種で構成され、今後の展開を予感させるアイコニックなアイテムである。

ブランド背景

1975年にカリフォルニアで誕生したオークリー(Oakley®)は、スポーツ用アイウェアを中心に900件を超える特許を有する革新のブランドである。トップアスリートからの支持も厚く、アパレルやアクセサリーへと事業を拡大するなか、カルチャーとの融合にも力を入れている。

公式サイト:https://www.oakley.com/ja-jp/
Instagram:@oakleyjapan
X(旧Twitter):@oakleyjapan


トラヴィス・スコットについて

ヒューストン出身のトラヴィス・スコットは、音楽、ファッション、映画、社会活動と多方面で影響力を持つ“カルチャーの先駆者”である。最新アルバム『UTOPIA』は2023年に最も売れたヒップホップアルバムとなり、ツアー「Circus Maximus」では1億ドル超の興行収入を記録。アメリカおよび欧州で数々の記録を打ち立てた。

また、自身が設立した「Cactus Jack Foundation」を通じて、若者支援や教育活動にも積極的に取り組んでおり、音楽の枠を超えた社会的存在としても注目を集めている。

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