ベルギー発・現代クラシックの革新者 ダニエル・フェルスタッペン──6月に関西で日本公演ツアー開催

ベルギーを代表するピアニスト兼作曲家、ダニエル・フェルスタッペンが、2025年6月に大阪・兵庫で複数のコンサートを開催する。今回の来日は、世界規模で展開されている「Reconnection World Tour」の一環。欧米やオセアニアの名門ホールを巡った後、日本でもファン待望のステージが実現する。

6月 関西公演スケジュール(Daniel Verstappen Japan Tour 2025)

6月18日(水) 大阪・関西万博(西ゲート ポップアップステージ) ※時間未定 EXPO 2025公式
6月21日(土) 鳳鳴酒造(兵庫県丹波篠山市) 18:30〜 詳細・チケット
6月22日(日) サンセットホール大阪 17:30〜 詳細・チケット
6月29日(日) 神戸 BOTHALL 15:00〜 詳細・チケット

音楽で結ぶベルギーと日本――尺八奏者・山口整萌とのコラボレーションも実現

今回のツアーでは、日本文化との融合をテーマに、尺八奏者・山口整萌(やまぐち せいほう)との共演が大きな見どころとなる。クラシックピアノの精緻な旋律と、日本伝統楽器・尺八の幽玄な響きが交差するステージは、単なる演奏会を超えた芸術的体験になることは間違いない。

山口氏は大阪を拠点に国内外で活動する実力派。和の精神性と高い音楽性を両立させた演奏スタイルが高く評価されており、フェルスタッペンとのコラボにより、日欧文化の架け橋となる音空間が創出される。

現代クラシックの革新者:ダニエル・フェルスタッペンとは

クラシック音楽のフォーマットをベースに、電子音楽や映像演出、クロスオーバーなアレンジを取り入れた革新的なパフォーマンスで知られる。過去には、ドバイ万博でベルギー国王夫妻の前で演奏した実績をはじめ、アンドレア・ボチェッリ、エンニオ・モリコーネ、ハンス・ジマーといった巨匠とも共演している。

本ツアーでは、ピアノ・尺八・電子音・映像演出を融合させ、聴覚・視覚・空間すべてを巻き込む“没入型クラシック体験”が実現される予定。クラシックを知る人にも、初めて触れる人にも開かれた公演内容となっている。

公式情報

関西を舞台に、音楽で世界とつながる6月。西洋と東洋の響きが交わるこのツアーは、ただの国際公演ではない。クラシック音楽が今、どこへ向かおうとしているのか――その最前線を体感できる絶好の機会だ。

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