
ニューヨーク・タイムズが「異常なほど複雑で超絶技巧であるが、難しい音楽ではない」と形容し、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)が「他の誰にも真似できない音楽だ」と断言した、あの2人が帰ってきた。ドミ&JD・ベックが4年ぶりのセカンドアルバム『フー・アスクド?』を7月31日にリリースしたのに続き、そのインストゥルメンタル版『YOU ASKED!』を8月14日に電撃配信。12月には東京・大阪・名古屋での来日公演も決定し、日本のファンの期待は最高潮に達している。
SNSごと消えた2年間の正体 ── 「すべての音に意味を持たせたかった」
前作『ノット・タイト』リリース後、世界中をツアーしてZ世代の熱狂を一身に集めたドミ&JD・ベック。しかしその後、彼らは突然公の場から姿を消した。SNSアカウントの更新も止まり、動向を知る者はいなかった。その沈黙の間、2人はテキサス州ダラスのホーム・スタジオで制作作業を続けていた。
「制作を始める前から、アルバムの方向性がかなり明確に見えていた。オーケストラのような作品にしたかった。演奏する前にすべての音を書き切りたかった。ソングライティングとしての意図はより強く、でも演奏面やハーモニー面では同じくらいクレイジーに。すべての音に意味を持たせたかったし、偶然に任せる部分はゼロにしたかった」 ── その言葉の重さが、全15曲を貫いている。
前作のインストから一転、ほぼ全曲でボーカルを解放した
前作『ノット・タイト』がインストゥルメンタル中心だったのに対し、『フー・アスクド?』はほぼ全曲でドミとJD・ベック自身のボーカルを全面的にフィーチャーした。グリッチ感ときらめきを同時に持つ「イグジット」、成長と季節の移ろいをゆったりしたメロディと複雑なリズムに乗せた「グローイング・オールダー」、J-POPの高揚感にも通じる「クライミング・ハイ」——シルク・ソニックへの楽曲提供でも見せてきたソングライティングの才が、ここで完全に開花している。
「完全に自分たちのためだけに、かなり利己的にこの作品を作った」という2年以上の制作期間は、商業的な計算から解放された純粋な音楽的探求の時間だった。その結果として生まれた超絶技巧とポップネスの共存 ── 別次元というほかない。
骨格だけで聴く ── インスト版『YOU ASKED!』の届け方
そして今回の電撃配信『YOU ASKED!』は、そのボーカル要素を取り除いたインストゥルメンタル版だ。楽曲の構造、リズムの奇跡的な精度、ハーモニーの複雑な設計がむき出しになるこのバージョンは、ドミとJD・ベックの演奏者・作曲家としての本質を直接的に体験できる。聴き慣れた曲の、まだ知らない顔がそこにある。
来日公演はすでに先行終了 ── 一般発売は8月22日
過去の来日公演をすべてソールドアウトで記録してきた彼らが、新作を携えて12月に日本へ戻る。

東京 12月15日(火)豊洲PIT
大阪 12月17日(木)Yogibo META VALLEY
愛知 12月18日(金)名古屋CLUB QUATTRO
各公演 OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:¥9,900(税込・別途1ドリンク)
一般発売:8月22日(土)10:00〜

ドミ&JD・ベック
AL『フー・アスクド?』2026年7月31日発売 SHM-CD ¥3,300(税込)
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AL『YOU ASKED!』2026年8月14日配信
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