世界はいつも通りに回る、それでもボサ・ノヴァは優しい ── リアナ・フローレス、新曲「So It Goes」

©︎Sophia Poole

心の中に嵐があっても、外の世界は何事もなかったように続いていく。その静かな真実を表現するために、ボサ・ノヴァの軽やかさと落ち着いた佇まいほど相応しい音楽はない ── そう確信した一曲が届いた。「rises the moon」のTikTokバイラル・ヒットからSpotify9億回再生を達成し、2024年にはヴァーヴ・レコーズからデビュー・アルバム『フラワー・オブ・ザ・ソウル』をリリースしたイギリス系ブラジル人シンガー・ソングライターリアナ・フローレスが、最新シングル「So It Goes」を6月24日にリリースした。

英語とポルトガル語が溶け合う、軽やかなボサ・ノヴァの気息

「So It Goes」は英語とポルトガル語が自然に行き来する、ボサ・ノヴァのムードをまとった新曲だ。デビュー・アルバムに息づいていたブラジルの音楽的遺産への敬愛をさらに発展させながら、現代的なインディー・フォークの感性が柔らかく重なる。プロデュースはLord Huron、The Teskey Brothers、Michael Kiwanuka、Andrew Birdらの作品を手がけてきたグラミー賞ノミネートのポール・バトラーが担当し、ロサンゼルスで録音された。

リアナ自身はこう語る ── 「この曲は、心の中ではどんなことを抱えていても、世界はいつも通りに進んでいく、ということについての曲です。その考えを表現するには、ボサ・ノヴァの軽やかさと落ち着いた佇まいがぴったりだと思いました」。

メイ・シモネス、ロベルト・メネスカル ── ブラジルの音楽との深いつながり

今年に入ってメイ・シモネスとのコラボレーション「Koneko」、ボサ・ノヴァの巨匠ロベルト・メネスカルとの「Midnight Lullaby」を発表し、「So It Goes」は今年3作目のリリースとなる。ヴァシュティ・バニヤン、ニック・ドレイク、ジョアン・ジルベルトのようなソングライティングの深みを、現代的な感性で再解釈する彼女のアプローチは、動物学を専攻したセント・アンドリュース大学卒という意外な経歴と同様、何かひとつのジャンルや文脈には収まらない。

ヴァーヴ70周年の夜に、メイ・シモネスとニューヨークのセントラルパークへ

「So It Goes」のリリースと合わせて、リアナはヨーロッパおよび北米でのヘッドライン・ツアーを発表。9月2日にはニューヨークのCentral Park SummerStageで開催される「Verve Records 70th Anniversary Show」にメイ・シモネスと共に出演することも決定しており、夏の終わりに向けて動きはさらに加速する。

リアナ・フローレス 配信SG「So It Goes」
2026年6月24日 Verve / Universal Musicより配信中
試聴はこちらInstagramYouTube

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