
East London育ち、現在LAを拠点に活動するブリティッシュ・ジャマイカン系DJ/プロデューサー、Siobhan Bell。Louis Vuitton、Nike、Apple、Sephora、Arsenal FCといったグローバルブランドと渡り合い、Playboi Carti、Skepta、Megan Thee Stallionのオープニングアクトを務め、ファッションとミュージックが交差する最前線で時代の空気を作り続けてきた彼女が、ついにソロアーティストとして動き出した。デビューシングル「Toxic」が、Hall Of Fameよりリリースされている。
UKガレージとハウスが絡み合う、深夜のフロア・プレッシャー
「Toxic」は、Bellが長年ブースの後ろで磨き続けてきたクラブDNAをそのまま音源化したような一曲だ。UKガレージとハウスを基盤に、深夜のダンスフロアの圧力とリズムの緊張感が漂い、そこに彼女個人のソニック・アイデンティティが初めて明確な輪郭を持って刻まれている。Bell自身はこう語る ── 「深夜のダンスフロアのエネルギーを閉じ込めたかった。UKガレージ、ハウス、エレクトロニック・ポップという、自分をDJとして形成してきたジャンルの間に位置する曲。クラブ・ドリヴンなのは変わらないけれど、サウンドの形作り方がより個人的になった」。
ミュージックビデオは、DJブースという彼女の「本来の居場所」で撮影。フロアとの本能的なつながりを、映像がそのまま体現している。
テイストメーカーからアーティストへ、必然の一歩
アンダーグラウンドのクラブルームから世界規模のステージへと歩みを進め、音楽・ファッション・コミュニティが交差するシーンを長年サウンドトラックしてきたSiobhan Bell。2026年は、彼女にとって新たな章の始まりだ。「Toxic」はその第一声 ── DJ時代に培ったすべてのものを土台に、自分自身の声で語り始める宣言と言えよう。

