
カリフォルニアの大地に広がる巨大フェス、Coachella Valley Music and Arts Festival。その中でもひときわ自由で実験的な空間として知られるDo LaBステージが、2026年も圧倒的な存在感を放った。サプライズ、ジャンル横断、そして熱狂――“もう一つのコーチェラ”とも呼ぶべきこの空間の、ウィークエンド1を振り返る。
フライデー:予測不能な幕開けとサプライズの連鎖
初日のハイライトは、John Summitによるサプライズセット。突如として現れたスターDJにより、Do LaBは瞬く間に巨大なダンスフロアへと変貌した。さらにこのセットは同ステージ初となるライブ配信も実施され、現地の熱狂を世界へと拡張した。
ダブリン出身の新鋭シンガーJazzyは、初のコーチェラ出演とは思えない堂々たるパフォーマンスで観客を魅了。続くMCR-Tは、ハードなクラブサウンドと強烈なボーカルで勢いを加速させた。
セレクターFIFIのプレイには、Becky Gが観客として姿を見せるなど、フロア内外での“偶然の化学反応”もDo LaBらしい一幕だった。







































サタデー:越境するポップとクラブカルチャー
2日目はジャンルの壁を軽やかに越えるラインナップが光る。R&Bシーンの異端児TinasheはDJセットで登場し、自身の楽曲を再構築しながらハウスミュージックへと接続。ゲストにDisco Linesを迎えた場面では、フロアの熱気は最高潮に達した。
さらに、Romyによるエモーショナルなセットが夕暮れから夜へと美しく橋渡し。KETTAMAと¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$UによるB2Bは、スピード感あふれる展開でフロアを揺さぶった。
UKハウスの新世代、ProspaとJosh Bakerがクロージングを務め、クラブカルチャーの現在地を提示した一日となった。































サンデー:リデンプションと祝祭のクライマックス
最終日は、AnymaとMarlon HoffstadtによるB2Bがクライマックスを飾る。悪天候でキャンセルとなった初日のリベンジとも言えるこのセットには、LISAも登場し、象徴的な瞬間を生み出した。
Whethanはトラップとフューチャーベースを自在に行き来しながらパーティを加速させ、Isaiah Rashadは約5年ぶりのアルバム発表を控えたタイミングでサプライズ出演。
日中にはPoolsideによる“Daytime Disco”が心地よいグルーヴを提供し、砂漠の午後を祝祭へと変えた。


































Do LaBが示す“未来のフェス体験”
Do LaBステージは、単なるサブステージではない。サプライズ、ジャンルの越境、そして観客との一体感によって、フェス体験そのものを再定義する実験場だ。
その延長線上にあるのが、彼らのフラッグシップイベントLightning in a Bottle。音楽だけでなく、アート、ウェルネス、コミュニティまでを包括するこのフェスは、Do LaBが目指す未来像をより大きなスケールで提示する。
2026年のコーチェラで証明されたのは、音楽フェスがまだ進化の途中にあるという事実だ。Do LaBはその最前線で、次の“体験”を静かに、しかし確実に更新し続けている。
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