AlphaTheta、次世代DJプレーヤー「CDJ-3000X」を発表──選曲体験を一変させる新フラッグシップ

2025年9月9日

AlphaTheta株式会社は、次世代プロフェッショナルDJプレーヤー「CDJ-3000X」を2025年9月26日に発売する。世界標準機としてクラブシーンを支えてきたCDJシリーズの最新モデルであり、従来の枠を超えた“選曲の自由”を掲げるフラッグシップである。

クラウド＆ストリーミング時代のDJプレイに対応

最大の進化は、クラウドストレージや音楽ストリーミングサービスに本格対応した点である。内蔵Wi-Fi®によりLANケーブル不要でインターネット接続が可能となり、NFCタッチエリア搭載でスマートフォンをかざすだけでオンラインライブラリに瞬時にアクセスできる。USB Type-Cポートも備え、最新デバイスとの高速接続を実現。rekordbox CloudDirectPlayを通じ、場所を選ばず自身のライブラリを自在に扱える環境が整った。

大型ディスプレイと進化したブラウジング

10.1インチ高解像度タッチディスプレイは、最大16曲を一覧表示可能。検索機能やプレイリスト編集機能が追加され、現場でも快適な選曲体験を提供する。さらに、メディアを横断して楽曲を一元管理できる「GLOBAL TAG LIST」機能を新搭載。オンライン楽曲も自動キャッシュされ、再生の待ち時間を最小限に抑える。

パフォーマンス性の向上

HOT CUE機能は即興性を強化。TOUCH CUEで試聴したポイントをそのままHOT CUEに設定可能となり、即座にパフォーマンスに反映できる。SMART CUEやGATE CUEの搭載により、トーンプレイなどクリエイティブな表現の幅も広がった。ジョグホイールは可変抵抗の調整幅を拡大し、繊細な操作からダイナミックなスクラッチまで自在に対応する。

高音質設計と堅牢な信頼性

音質面ではESS社製の高性能DACと新設計の電源ユニットを採用。S/N比115dBを誇り、厚みのある低音とクリアな高解像度サウンドを実現する。さらに、楽曲キャッシュ機能を搭載し、万一のメディアトラブル時でも再生が途切れない安心設計となっている。PLAY/CUEボタンは50万回以上の耐久性を備え、プロ現場での酷使にも耐える。