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[音楽語源探偵団]Vol.12:パワーコードは誰の言葉か ── 語の出どころと音の正体
ロック・ギターの会話に当たり前のように出てくる「パワーコード」。だが、「最初にそう言い出したのは誰?」と問われると、途端に霧が立ちこめる。結論から言えば、これは特定の名付け親がいる“固有名詞”というより、現場とメディアの往復によって自然発... -
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[音の地球儀]第9回 ── 精霊たちのリズム:ハイチのヴードゥー・ドラムとトランスの音楽
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山... -
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[轟音の記憶 – ヘヴィメタル50年史]第5回:復活の狼煙 – 新世紀のメタル・ルネサンス
2000年代-2010年代:メタルの復権 21世紀に入り、ヘヴィメタルは死んだと言われた。90年代のグランジ・ブームとオルタナティヴ・ロックの隆盛により、メタルは時代遅れの遺物として片隅に追いやられ、多くの評論家が「メタルの終焉」を宣言していた。しか... -
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[妄想コラム]消えた“苗場”の未来 ── フジロックが一度きりで幕を閉じた世界線
1997年8月、嵐の中の伝説 1997年7月26日、富士天神山スキー場。台風直撃の豪雨と暴風の中で開催された第1回フジロック・フェスティバルは、のちに「嵐の中の奇跡」として語り継がれることになる。だが、この世界線では奇跡はそこで終わった。主催者は莫大... -
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[オジー・オズボーンという神話]第6回:死と向き合う音楽 ── オジー・オズボーンという永遠
2025年7月22日、世界はロック界最大の伝説の一つを喪った。76歳で息を引き取ったオジー・オズボーン ── “Prince of Darkness”は、パーキンソン病と長年の身体的トラブルを抱えながらも、最後まで音楽と存在をかけて戦った。そして、その直前にバーミンガム... -
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[響き合うコーヒーと音楽の世界]第7回:コロンビア スプレモ
こんにちは、リトル・パウです。「コーヒーと音楽」の連載コラム、第7回をお届けします。このコラムでは、毎回厳選したコーヒー銘柄をご紹介し、その味わいや背景に寄り添う音楽を10曲選んでいます。コーヒーを淹れ、音楽に耳を傾けるひとときが、皆様の日... -
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[音の地球儀]第8回 ── 倍音の草原:モンゴルのホーミーと風の音楽
民族音楽は、その土地の暮らしや風土、信仰、歴史を音に刻み込んだ、人類の“声”である。電子音が世界を席巻する今もなお、世界各地には太鼓や笛、声と手拍子だけで継承されてきた音楽文化が息づいている。この連載では、アフリカのサバンナからアジアの山... -
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[オジー・オズボーンという神話]第5回:地獄の家族、オズボーンズ──リアリティTVという劇薬
「俺たちはブレイディ・バンチじゃない、オズボーンズだ。」 2002年、MTVが放送を開始したリアリティ番組『The Osbournes』は、全米に衝撃と笑い、そして違和感をもたらした。ロック界の“狂気の皇帝”オジー・オズボーンと、その家族による日常を追ったこの... -
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[音楽語源探偵団]Vol.11:現代音楽とは誰の妄想だったのか──シェーンベルク、ブーレーズ、ケージから辿る“前衛”という制度
序章:そもそも「現代音楽」とは何なのか? 「現代音楽」と聞いて、どんな音楽を想像するだろうか? 複雑でわかりづらい旋律、不協和音の連続、静寂やノイズ、あるいは無音。クラシックともポップスとも異なるその響きに、どこか近寄りがたさを覚える人も... -
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[オジー・オズボーンという神話]第4回:蝿とコウモリとスキャンダル ── 逸話とメディアの狭間で
ロックンロールの世界には、数えきれないほどの奇行やスキャンダルが存在する。ホテルの破壊、楽屋の乱痴気騒ぎ、過剰なドラッグとアルコール——だが、そのなかでもオジー・オズボーンの名前は、ひときわ異彩を放っている。 ブラック・サバス時代からソロ活...
