[レポート:XXI]日本とリトアニアの伝統が織りなす新感覚の甘酒 ━━「AmaZen」

2025年4月4日(金)、渋谷の新名所“XXI”にて、日本とリトアニアの伝統文化を融合させた新感覚甘酒「AmaZen」の発表会が開催された。会場には、食品業界関係者やメディア関係者などの来場者が集い、両国の魅力が詰まった新商品への関心の高さをうかがわせた。

「AmaZen」とは何か?

「AmaZen」は、1877年創業、富山県の老舗蔵元「吉乃友酒造」による純米大吟醸「后 kisaki」と、約一億年前の地層から湧き出るリトアニアの天然水「Birute」を融合させることで生まれた「甘酒」。伝統的な発酵食品の持つ健康効果と白亜紀の地層が育んだ高ミネラル、兼ね備えている上、ノンアルコール仕様となっており、現代の健康志向に応える一方で、その味わいは伝統的な甘酒の美味しさを大切に守りながら、新しい可能性を広げていると言える。

発表会の様子

まずはリトアニアの大自然を映し出したイメージ映像に続いて、『ニューヨーク・タイムズ』紙の「2025年に行くべき52カ所」に選ばれた富山市の美しい紹介映像が披露された。来場者に向けて「AmaZen」の試飲が提供され、飲み口のまろやかさと奥行きある香りに、多くの参加者がハッピーな表情に。続いて駐日リトアニア大使のオーレリウス・ジーカス氏と吉乃友酒造・代表取締役の吉田憲司氏が登壇、リトアニアには実はビールを飲みに行ったと言う吉田氏のエピソードや、プロジェクトが始まった経緯、そしてそれぞれの伝統文化に対する敬意を語った。


2025年大阪・関西万博での展開

2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中から2,820万人の来場者が期待されるこの一大イベントで、AmaZenはバルトパビリオンの目玉商品として先行発売される。バルトパビリオンのテーマは、AmaZenの開発理念とも深く結びついており、白亜紀から現代に至る地球の恵みと、世代を超えて継承された伝統を未来へとつなぐAmaZenは、万博が掲げる「SDGs達成・SDGs+beyond」への貢献も目指している。バルトパビリオンでは、AmaZenの試飲体験コーナーを設置するほか、白亜紀の地層と日本の発酵文化に関する展示も予定しており、自然と文化の調和を体験できる場を創出する予定だ。

https://www.tokaitrade.jp

https://www.birstonas-natural-mineral-water.top

https://yoshinotomo.com

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