
スポークン・ワーズとジャズとブルースを融合させ、怒りと詩と笑いで時代を撃ち抜いたギル・スコット・ヘロン。その革命の炎は、2011年に彼が世を去った後も、世界中のアーティストと聴衆の胸の中で燃え続けている。2026年5月22日、その魂をもっとも深く知るふたりの男がブルーノート東京に集結する。ギル・スコット・ヘロンの右腕として数々の名盤を支えたブライアン・ジャクソンと、ヒップホップ界の知性派アイコン、ヤシーン・ベイ(旧モス・デフ)によるトリビュート・ライヴ「GIL SCOTT-HERON by BRIAN JACKSON & YASIIN BEY」 ── これは世界初演だ。
右腕と継承者が、ついに同じステージに立つ
ブライアン・ジャクソンは単なる共演者ではなかった。洗練されたフェンダー・ローズのグルーヴとフルートのハーモニーでヘロンのスポークン・ワーズを包み込み、「The Bottle」「Johannesburg」「We Almost Lost Detroit」といった楽曲に忘れがたい肉体を与えてきた人物だ。その音楽的パートナーシップは、ヘロンの言葉を詩から音楽へと昇華させる核心にあった。
対するヤシーン・ベイは、ヘロンが蒔いた種が育った世代の最高到達点だ。詩とリズムを自在に行き来し、社会的意識を伴う言葉で革命を継承してきた彼の存在は、コンシャス・ヒップホップとスポークン・ワーズの橋梁そのものである。この夜、ヘロンの音楽的遺産をもっとも深く内側から知る者と、その遺産をもっとも誠実に受け継いできた者が、初めてひとつのステージで声を合わせる。

一夜限りの、豪華なアンサンブル
この歴史的なステージを支えるバンドメンバーも万全だ。ミュージック・ディレクターを務めるレックス・キャメロン(キーボード、フルート、ヴォーカル)、サラ・マダルニ(キーボード、フルート、ヴォーカル)、ディーン・マーク(ベース)、クリス・モリス(ドラムス)が脇を固め、ジャクソン自身もヴォーカル、フェンダーローズ、フルートで全身でステージに立つ。ヘロンのサウンドスケープを再現するには、これ以上ないアンサンブルだ。

公演詳細
GIL SCOTT-HERON by BRIAN JACKSON & YASIIN BEY
2026年5月22日(金)@ブルーノート東京
1st show:開場 17:00 / 開演 18:00 2nd show:開場 19:45 / 開演 20:30
Music Charge:¥26,500(税込) ※サイドエリアL/R、カウンター以外のお席は別途シートチャージあり
予約開始:Jam Session会員 4月12日(日)12:00〜/一般 4月16日(木)12:00〜(ウェブ予約のみ)
