
日米を横断するラッパーMIYACHIと、ベネズエラ発ラテントラップの旗手Big Sotoがタッグを組んだニューシングル「NAMIDA」がリリースされた。配信はMass Appealより。国境も言語も軽々と飛び越えるこのコラボレーションは、現代ヒップホップのグローバルなエネルギーを象徴する一曲となっている。
“涙”を勝利に変えるトラップ・アンセム
タイトルの「NAMIDA」が象徴するのは、弱さではなく“力”だ。成功を妬む者の悔し涙、去っていった恋人の悲しみの涙、そして自らの人生を祝福する喜びの涙――。この楽曲は、あらゆる感情をポジティブなエネルギーへと昇華するメッセージを掲げている。
サウンド面では、東海岸ヒップホップの重心の低いグルーヴに、東京的なバイタリティ、さらにラテン・トラップのスパイスを融合。甘美さと強靭さを兼ね備えたビートの上で、英語・日本語・スペイン語を行き来する多言語ラップが炸裂する。
世界をつなぐラッパー、MIYACHIの現在地
ニューヨーク生まれの日系アメリカ人ラッパーMIYACHIは、YouTube企画「KONBINI CONFESSIONS」でカルト的な人気を獲得し、日本のヒップホップシーンでも独自の存在感を確立してきた。2018年の「WAKARIMASEN」以降、次々と話題曲を発表し、アーティストとしての影響力を拡大。
さらに伝説的ラッパーNasが共同オーナーを務めるレーベルMass Appealと契約し、アルバム『SALARYMAN STRIKES BACK』を発表。ユーモアとリアリティを融合させたその作品は、日本の音楽メディアでも高い評価を受けた。
ラテントラップの最前線、Big Soto
一方のBig Sotoは、ベネズエラのトラップシーンを代表するアーティストのひとり。BizarrapやEladio Carrión、Neutro Shortyらとのコラボレーションでも知られ、各種プラットフォームで数百万規模のリスナーを持つラテン・トラップの重要人物だ。
本作でも彼の持ち味であるメロディックなフロウとストリート感が炸裂し、MIYACHIのラップと見事な化学反応を生み出している。
国境を越える“涙”のメッセージ
MIYACHIはこの曲について「どんな種類の涙でも力に変えられる」というテーマを掲げたという。ヘイターの涙、別れた恋人の涙、そして純粋な喜びの涙――それらすべてが、次のステップへ進むための燃料になる。
世界各地のカルチャーが混ざり合う現代のヒップホップにおいて、「NAMIDA」はその象徴のような一曲だ。東京、ニューヨーク、カラカス。遠く離れた都市のエネルギーが、ひとつのビートの上で共鳴している。
MIYACHI & Big Soto(ミヤチ&ビッグ・ソト)
コラボ・シングル「NAMIDA」配信中
配信リンク:https://massappeal.lnk.to/NAMIDA
レーベル:Mass Appeal

