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[連載]JPOPと旅する:エレファントカシマシと赤羽 ── 地元が育んだロックの魂
赤羽という街がもつ「雑多さ」とエレファントカシマシの原風景 東京・北区赤羽は、都心へのアクセスの良さと下町的な雑多さを併せ持つ街である。複数の路線が乗り入れ、人の流れが絶えず、駅前には昼から酒を飲める店が並び、少し歩けば住宅地と河川敷が広... -
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[連載]JPOPと旅する:back number ── 群馬が生んだ「日常の詩学」〜「高嶺の花子さん」「西藤公園」「電車の窓から」「花束」にみる太田の風景〜
地方から始まるポップのリアリティ back number は、群馬県太田市で結成された3人組バンドである。ボーカル清水依与吏を中心に、地元の友人たちと組んだバンドが、インディーズ時代から東京進出を果たすまでの時間には、「地方から見上げる」視点が一貫し... -
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[連載]JPOPと旅する:斉藤和義「オリオン通」 ── 宇都宮の街が育んだ記憶と音楽の原点
宇都宮という「帰る場所」 斉藤和義の音楽には、都会の喧騒でも、旅先の風景でもない、もっと個人的で温度のある都市の匂いが息づいている。それは、彼が宇都宮という街で過ごした時間が、感情の奥深い場所に沈殿しているからだと思う。「オリオン通」は、... -
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[連載]JPOPと旅する:RADWIMPS「賜物」MV ── ロケ地が語る物語と映像空間の批評的考察
「賜物」MVの構成と、水戸市という「舞台」の意味 2025年4月30日に公開されたRADWIMPSの楽曲「賜物」のミュージックビデオは、単なるプロモーション映像を超えた、ひとつの短編映画のような完成度を備えている。曲そのものがNHK連続テレビ小説『あんぱん... -
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[連載]JPOPと旅する:鴉「北国の歌」と秋田 ── ロックが映す雪国の記憶
イントロダクション ── 雪国から響くロックの声 ロックバンド「鴉」を語る上で、彼らの出身地である秋田という地域性を抜きにすることはできない。しかしほとんど歌詞に秋田の風景は盛り込まれてはいない。厳しい冬の寒さ、深々と降り積もる雪、短い夏の輝... -
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[連載]JPOPと旅する:青森駅とマニ☆ラバ ── ご当地ソングが生んだ青春と旅情の聖地巡礼
はじめに 青森県出身の青春パンクバンド、マニ☆ラバによる「青森駅」は、2005年に発表されて以来、地元と深く結びつきながら語り継がれてきたご当地ソングである。発売当初は県内限定のシングルにすぎなかったが、やがて全国に広がり、今では青森を象徴す... -
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[連載]JPOPと旅する:歌い継がれる珠玉の作品を巡る ── あんべ光俊「遠野物語」
あんべ光俊の「遠野物語」は、もともと彼が大学時代に結成した「飛行船」の2枚目のシングル曲だ。リリースは1976年、その後、あんべがソロに転じての1stアルバム『碧空と海のすき間から』(1978)に収録されている。「遠野物語」というと民族学者の柳田国... -
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[連載]JPOPと旅する:NSPの楽曲と岩手県―青春の聖地巡礼記
一関に息づく原風景と青春の出発点 フォークグループNSP(ニュー・サディスティック・ピンク)の物語は、岩手県一関市から始まる。1951年に生まれた天野滋は、この町で少年期から青年期を過ごした。小さな町の商店街、磐井川の土手、遠くに見える山並み。... -
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[連載]JPOPと旅する:玉置浩二と旭川──北の大地が育んだ「心のメロディ」
はじめに 玉置浩二 ── その名を聞けば、日本の音楽界を代表する稀代のボーカリストを思い浮かべるだろう。ソロとして、あるいは安全地帯のフロントマンとして、彼が紡いできた楽曲は、多くのリスナーの心に深く刻まれてきた。だが、その豊かな表現力や独特... -
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[連載]JPOPと旅する:中島みゆきが描く札幌というまち
中島みゆきと札幌の原風景 中島みゆきはそれほど多くの「LocalSong」は残していないものの、「冬」「雪」などのシュチエーションの楽曲も多く、具体的な地名は述べられてはいないが、明らかに北海道が舞台になっているものは多い。なかには具体的な地名の...
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