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[妄想コラム]音楽とは何か ── 想像力のかたち、あるいは無意識との対話
音楽とは、いったい何なのだろうか? この問いはあまりにも根源的で、あまりにも日常的で、そしてあまりにも「答えがない」問いである。我々は音楽を「聴く」ことができる。しかし、音楽を「見た」り、「持った」り、「味わった」りはできない(少なくと... -
[妄想コラム]バンドなき世界──孤高の音楽史の妄想
序章:バンドという偶然が消えた世界 もし、20世紀の音楽史から「バンド」という概念が消えていたら、世界はどんな音楽で満たされていたのか。私たちが知るロックやジャズの群像的熱狂は存在せず、すべては個人の技巧と表現力に収れんしていたに違いない。... -
[妄想コラム]2125年のサウンドスケープ──人類が出会う未来音楽のかたち
音楽は100年後も「音楽」と呼べるのか 100年前の1925年を思い浮かべてみるとよい。当時の大衆音楽といえば、ジャズが世界を席巻し始め、ラジオ放送が家庭に普及しつつあった時代である。そこから100年後の現代2025年、音楽はインターネットとストリーミン... -
[妄想コラム]消えた“苗場”の未来 ── フジロックが一度きりで幕を閉じた世界線
1997年8月、嵐の中の伝説 1997年7月26日、富士天神山スキー場。台風直撃の豪雨と暴風の中で開催された第1回フジロック・フェスティバルは、のちに「嵐の中の奇跡」として語り継がれることになる。だが、この世界線では奇跡はそこで終わった。主催者は莫大... -
圧巻の没入体験が再び全国へ ──『ビョーク:コーニュコピア』、大反響を受けて劇場拡大公開決定
ビョーク史上もっとも壮大と評されるライブパフォーマンスが、映画館の大スクリーンで再び息を吹き返している。コンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』は、当初全国12館での限定公開だったが、TOHOシネマズ日比谷では連日満席が続き、上映は5月22日(... -
ビョーク史上最も壮大なライブ体験、再び ──『ビョーク:コーニュコピア』イオンシネマ系劇場での追加上映が決定
5月7日に世界同時公開されたビョークのコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、東京・TOHOシネマズ日比谷をはじめとする全国9館での上映にもかかわらず満席が続出。上映延長や追加上映が急遽決定するほどの反響を受け、このたびイオンシネマ系列19... -
映画『ビョーク:コーニュコピア』──その伝説的ステージが横浜・名古屋・神戸でも蘇る
5月7日(水)より日本全国で劇場公開される映画『ビョーク:コーニュコピア』。先日発表されたTOHOシネマズ 日比谷ほかでの上映に加え、横浜・名古屋・神戸の劇場でも特別上映が決定した。世界25カ国・約500館での上映という壮大なスケールの中で、日本国...
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