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COLUMN
[妄想コラム]パンク不在の世界線 ── もしも「反逆の3コード」が鳴らなかったら80年代以降の音楽史はどう変わっていたのか?
序章:パンクが存在しない世界という、最大級の“文化実験” 1976年、もしロンドンにもニューヨークにも、あの粗暴な3コードの反逆がまったく現れなかったとしたら、20世紀終盤のカルチャーはどうなっていただろうか。セックス・ピストルズの“アナーキー”は... -
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「AIが奏でる“人間らしさ”という病」vol.4 1つの名曲は、いくつの顔を持てるのか
AIが再構築した名曲たちを紹介するこのコラム。第4回目となる今回は、初の“単曲・異アレンジ”企画だ。 取り上げるのは、ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」。90年代のロック史を象徴するこの楽曲は、倦怠、苛立ち、衝動が綯い交ぜになった“当時の空... -
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[連載]27CLUB──若き天才たちの神話 第6回:27クラブの今日的意味──生と死をめぐるロック神話
1960年代末、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソンらによって芽生えた「27クラブ」という神話は、時代を越えて形を変えながら、現代音楽文化に深く刻まれている。カート・コバーン、エイミー・ワインハウスを経て、27歳で命を落と... -
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[連載]27CLUB──若き天才たちの神話 第5回:社会学的背景──音楽産業と消費社会
27クラブの神話を理解するには、心理学だけでなく、社会学的視点も不可欠である。名声の重圧や内面の脆さが個人の要因であるとすれば、社会的・文化的環境はその圧力を何倍にも増幅させる装置として機能する。ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリック... -
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[妄想コラム]終わらなかった革命──ビートルズ、もし続いていたなら
歴史の分岐点:1970年という終焉と出発 1970年4月。ポール・マッカートニーのソロ・アルバム『McCartney』発売に伴い、世界中のメディアが「ビートルズ解散」を報じた。すでに実質的にバンドは崩壊していたとはいえ、このニュースは20世紀音楽における最大... -
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[連載]27CLUB──若き天才たちの神話 第2回:死と名声──カート・コバーンが開いた新たな神話
1994年4月、アメリカ・シアトル。ある一報が世界を駆け巡った。ニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンが自宅で自死したのである。享年27歳。彼の死は、1960~70年代に形成された「27クラブ」という神話を再び蘇らせるきっかけとなった。ブライアン... -
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[音楽語源探偵団]Vol.13:ドンとシャリでロックする ── 日本発サウンド用語の旅路
オーディオ評論から生まれた言葉 「このアンプ、ドンシャリっぽい音がするね」──バンド練習の現場で一度は耳にするこのフレーズ。だが、よく考えると「ドンシャリ」っていったい誰が言い出したのだろう? 実はこの言葉の起源は、ギタリストやバンドマンで... -
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[音楽語源探偵団]Vol.12:パワーコードは誰の言葉か ── 語の出どころと音の正体
ロック・ギターの会話に当たり前のように出てくる「パワーコード」。だが、「最初にそう言い出したのは誰?」と問われると、途端に霧が立ちこめる。結論から言えば、これは特定の名付け親がいる“固有名詞”というより、現場とメディアの往復によって自然発... -
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[轟音の記憶 – ヘヴィメタル50年史]第4回:商業の嵐 – グランジ時代とメタルの受難
1990年代:メタルの試練と変革 1991年9月24日、シアトルの小さなインディーレーベルDGC Recordsからリリースされた一枚のアルバムが、ヘヴィメタル界に激震を走らせた。ニルヴァーナの『Nevermind』である。このアルバムがビルボードチャートの頂点に立っ... -
NEWS
白のロックTで、夏を更新する ── JOHNBULL「ARTIST COLLECTION」新作が登場
1952年、岡山・児島で創業したJOHNBULL(ジョンブル)が展開するTシャツシリーズ「ARTIST COLLECTION」。カルチャーや音楽に着想を得たこの人気ラインに、今季も注目の新作が加わった。 今回フィーチャーされているのは、ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルヴ...
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