ジミ・ヘンドリックス– tag –
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[連載]火を奏でた男──ジミ・ヘンドリックス、音楽という革命 第3回:ギターは炎と化し、ジミは神となる──モンタレーが生んだ衝撃
モンタレー・ポップ・フェスティバル──ロックの祝祭 このイベントは、後のウッドストックやコーチェラにも繋がる“フェス文化”の原点と言われている。オーガナイザーはジョン・フィリップス(ママス&パパス)やルー・アドラー。音楽と反戦の意志が交差する... -
ジミヘンを象徴する“紫の煙”が令和に蘇る──VapeMania®︎が「PURPLE HAZE」完全再現カートリッジを発売
CBD製品を手がけるVapeMania®︎が、オリジナルブランド「FULL HEMP®︎」より新フレーバー『PURPLE HAZE』を9月15日(月・敬老の日)にリリースする。全成分がHEMP由来であることに徹底的にこだわり、1960年代カウンターカルチャーを象徴する伝説のストレイン... -
[連載]火を奏でた男──ジミ・ヘンドリックス、音楽という革命 第2回:ジミ、ロンドンで神話になる──エクスペリエンスの誕生と世界の驚愕
1966年秋、ひとりの黒人ギタリストがアメリカからロンドンへと渡った。その男がたった数ヶ月で「ロックの神話」を書き換えるなど、誰が予想できただろう。 ジミ・ヘンドリックス──この名前が世界を席巻するきっかけとなったのは、間違いなくイギリスだった... -
[音楽語源探偵団]Vol.14:音を“持ち上げる”という革命 ── チョーキングの誕生と進化
ギター奏者にとって「チョーキング(string bending)」は、もっとも感情を伝えやすい技法のひとつである。音を押し上げ、唸らせ、時には泣かせるような表現が、指先のほんのわずかな力加減で生み出される。ピアノにはできず、サックスにも難しい、まさに... -
[連載]火を奏でた男──ジミ・ヘンドリックス、音楽という革命 第1回:黒人少年、ジミ──シアトルの影とブルースの光
ギターを歯で弾いた男、と語られるにはあまりにも深い。わずか4年、3枚のアルバムで世界を変え、27歳で燃え尽きたジミ・ヘンドリックス。だが彼の音は、今もなお更新され続けている“問い”であり、“革命”そのものだ。ロンドンでのデビューから、ウッドスト... -
[妄想コラム]もし弦を弾くことがなかったら ── もうひとつの音楽史妄想記
音楽の歴史を決定づけた行為のひとつ――それは「弦を弾いて音を出す」という営みである。ギター、バイオリン、ピアノ。いずれも弦を響かせることによって世界の音楽を形作ってきた。しかしもし、その行為が人類史上存在しなかったとしたら? 本稿では壮大... -
[妄想コラム]消えた4人組 ── ビートルズ不在の世界線で辿る音楽史
1960年代前半──“侵略”なきポップシーン 1963年、世界は静かだった。リヴァプールからやってくるはずだった4人組は存在せず、「ブリティッシュ・インベージョン」という言葉は歴史の辞書に載らない。代わりにアメリカのチャートを席巻したのは、モータウン... -
[響き合うコーヒーと音楽の世界]第8回:エチオピア アリーチャ
こんにちは、リトル・パウです。本連載も第8回となりました。毎日のコーヒーが、音楽とともに心と体を癒すひとときとなりますように、今回も心を込めてお届けします。 今週、私が選んだのは、コーヒーのふるさと、エチオピアから届いた特別な一杯、エチオ... -
[妄想コラム]ギターなき世界、音楽はどこへ向かったか?
ギターがない世界。たったそれだけで、音楽の地図はまったく違う形に描かれていただろう。指先で弾くもの、かき鳴らすもの、歪ませるもの ── その存在がなかったとしたら? さあ、奇妙な音楽世界の扉を開けよう。 弦が6本ない世界 まず当然ながら、音楽の... -
[音楽語源探偵団]Vol.8:重低音が開いた扉 ── ダウンチューニング、その起源と進化
チューニングを下げるという行為、すなわち「ダウンチューニング」は、今やヘヴィメタルやドゥームメタル、グランジ、ニューメタルなどのジャンルにおいて不可欠な手法となっている。だが、そもそもこの「ダウンチューニング」とは誰が最初に始めたのだろ...
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