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[連載:ブラジル音楽の地図]第5回:アフロ・ブラジルの鼓動 ── バイーアからの黒い詩学
ブラジルの音楽は、ただのジャンルやリズムの集まりではない。それは広大な国土に根を張る無数の文化の交差点であり、歴史的な重層性と現代的な革新が常に交錯しているダイナミックな音の海だ。本シリーズでは、サンバの起源から現代のクラブシーンに至る... -
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[音楽語源探偵団]Vol.4:誰が“ライブハウス”と呼び始めたのか?── 和製英語に宿る日本音楽の情熱
「ライブハウス」という言葉を聞いて、どこか懐かしさを覚える人は多いだろう。煌びやかなステージ、耳をつんざくような音圧、観客との一体感 ── ライブハウスは青春の記憶であり、文化の交差点である。しかし、冷静に考えてみると、この言葉はどこか奇妙... -
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[妄想コラム]もし「イカ天」がなかったら ── バンドが市民権を得る前の日本音楽史を想像する
素人がテレビに出て、人生が変わった時代 1989年。深夜番組『三宅裕司のいかすバンド天国』、通称「イカ天」は、音楽とテレビ、そして素人の情熱が奇跡的に交錯した装置だった。番組のルールはシンプルで、アマチュアバンドが登場し、週ごとの勝ち抜き戦を... -
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[連載:リスナーの記憶装置]第3回:CDと90年代のJ-POP黄金時代
音楽メディアは時代ごとに、私たちに新たな音の「体験」を提供してきた。CDが登場し、90年代のJ-POPが黄金時代を迎えたその瞬間、音楽は技術的な進化と相まって、大衆化と商業化を果たした。CDのクリアな音質と無限にリピートできる再生の自由は、私たちに... -
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[連載:クラシックの歴史]第6回|20世紀の冒険:調性を壊した作曲家たち
音楽は、どこから来て、どこへ向かうのか。 「クラシック音楽」と聞くと、あなたはどんなイメージを抱くだろうか。堅苦しい、難しそう、あるいは昔の音楽 ── 。けれど、それはほんの一部に過ぎない。 クラシック音楽とは、9世紀の祈りの声から始まり、劇場... -
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[妄想コラム]声なき時代に、人間は何を歌うのか?── すべてのボーカリストがボカロになった世界で、人間に残された「表現」のかたち
完璧な歌が溢れる世界 ボーカロイド技術の進化は、もはや「人間の声を真似る」段階を超え、「人間の声が本来持つ限界」を超克しつつある。息継ぎのノイズもなく、ピッチも正確で、エモーションすらパラメータで制御できる仮想の歌声。いつでも、どこでも、... -
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[連載:リディムの海を渡って]第5回:進化と拡張 ── レゲエが生んだ音楽の枝分かれ
強く、優しく、揺らめくように響く音。レゲエはジャマイカの土の匂いとともに生まれ、やがて海を渡り、世界中の心に根を下ろした──。 なぜこの音楽はこれほど人を惹きつけるのか?どこまでが「レゲエ」で、どこからがその先なのか? 本連載では、誕生から... -
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[連載:ブラジル音楽の地図]第4回:MPBとトロピカリア ── 混乱の時代、自由の音楽
ブラジルの音楽は、ただのジャンルやリズムの集まりではない。それは広大な国土に根を張る無数の文化の交差点であり、歴史的な重層性と現代的な革新が常に交錯しているダイナミックな音の海だ。本シリーズでは、サンバの起源から現代のクラブシーンに至る... -
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[妄想コラム]1000年後の耳 ── 未来に遺る音楽とは何か?
音楽の“寿命”を問うということ 私たちが日々聴いている音楽 ── それは果たして、どれほど長く生きられるものなのだろうか。流行歌の多くは数か月で忘れ去られ、名作と呼ばれる楽曲ですら、せいぜい百年かそこらの命である。それでも、1000年というスパンで... -
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[連載:リスナーの記憶装置]第2回:鉛筆とリワインド──カセットと“編集”の文化
音楽は、時として「時間」を使って形を変える。カセットテープが登場した時代、音楽は録音という行為を通じて、再構築された。そして、それが生み出したのは、ただ聴く音楽の楽しみだけではなく、自分だけの編集・カスタマイズという新たな文化だった。そ...
