
2025年8月、ロサンゼルス・コリアタウンの3100 Wilshire Blvdがストリートカルチャーの震源地になった。
XLARGEとX-girlが歩んできた軌跡を辿る「LEGACY POP UP STORE」が8月1日(金)〜24日(日)の日程でオープン。
XLARGE単独で幕を開け、8月15日(金)からはX-girlも合流。両ブランドのルーツを同じ空間で体感できる特別仕様だった。
オープニングとブランドの象徴たち



8月1日のローンチパーティーには、シンガーソングライター大門弥生が登場し、現地ファンと関係者がLAストリートの熱気を共有。
さらに1991年の創業者Eli Bonerz、初期デザイナーでオンライン展開を進めたSteve Knezevich、2000年代を彩ったアートディレクターRory Wilsonといったブランドのキープレイヤーたちが一堂に会した。


X-girlの参戦と音楽的演出




8月15日からはX-girlのレガシーも加わり、Sonic Youthのキム・ゴードンとデイジー・ヴォン・ファースが1994年に立ち上げたストリート・レディースブランドのDNAが空間に流れ込んだ。
会場ではKenny Scharfによるカーパーツアートや歴代ポスターが展示され、初期ロゴやラベル、アーカイブアイテムが来場者を惹きつけた。
音楽はガールズパンクからダンスクラシックまで幅広いプレイリストが流れ、壁一面のデカール、ピアノ、フーズボール台が遊び心を加速させた。Steve Knezevichが娘とともに現れた瞬間は、原点と未来を繋ぐ象徴的なシーンとなった。






限定アイテムとアーカイブ
X-girlはイベント用に「Poster Collection」を制作。ロサンゼルスで一点ずつハンドスクリーンプリントされた限定アイテムは、意図的な不完全さを残し、ラフでリアルな質感を表現。
XLARGEとX-girl双方のレガシーやアーカイブ、新作が並び、訪れた人はブランドの歴史と今を同時に体感できた。
イベント概要
- 期間
- XLARGE:2025年8月1日(金)〜8月24日(日)
- X-girl:2025年8月15日(金)〜8月24日(日)
- 場所:3100 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA
- 主催:株式会社ビーズインターナショナル
ブランド背景

XLARGE(1991年LA発)
音楽、アート、スケートボードを融合し、ストリートウェアの革新者として存在感を放ち続ける。
公式サイト / Instagram

X-girl(1994年NY発)
キム・ゴードンとデイジー・ヴォン・ファースによる“REAL GIRL’S CLOTHING”をテーマにしたレディースストリートブランド。
公式サイト / Instagram