
フランス・リール出身のDJ/プロデューサー/シンガー、Mydが、待望のセカンド・アルバム『Mydnight』を〈Ed Banger Records / Because Music〉から8月29日にリリースすることを発表した。アルバム告知と同時に、最新シングル「So High」も公開されている。
クラブ目線で描く、夜から朝へのカレイドスコープ
『Mydnight』は、クラブでの高揚感、率直な感情、そして多彩な色彩を併せ持つ作品であり、Mydにとって最もクラブ志向で、最もパーソナルなアルバムである。全曲に自身のヴォーカルをフィーチャーしつつ、チャンネル・トレス、コルカタ、トレノ、カリータ、ベサニー・ホームといった国際色豊かなゲスト陣が参加。ハウス、エレクトロ、インディ・ダンスの境界を横断しながら、情熱と遊び心に満ちた14曲を収録している。
最新シングル「So High」では、サンバのリズムやワールドカップを想起させるホイッスルを取り入れ、陽光を浴びたフロア・アンセムに仕上げている。さらに、チャンネル・トレス & トレノを迎えた「All That Glitters Is Not Gold」や、カリータをフィーチャーした「In My Head」など、クラブ仕様の直球ハウスから内省的なアンセムまで幅広いトラックが並ぶ。
デビュー作から「DJブースの視点」へ
2021年のデビュー作『Born A Loser』ではギターを取り入れたインディ寄りのダンス・サウンドを展開したが、新作『Mydnight』は、イビサからグラストンベリーまで世界中のフロアを駆け抜けた3年間のDJ活動を通じて培った「DJブースの視点」をそのまま反映した作品である。
アルバム制作はロサンゼルスとパリを拠点に行われ、フェスやクラブで吸収した多様な音楽的要素を落とし込んだ結果、ユーフォリアとメランコリー、そしてユーモアが同居する作品に仕上がった。
Mydという存在の進化
Mydはジャンル横断的なプロジェクトClub Chevalで頭角を現した後、Ed Bangerからソロ活動を本格化。デビュー作収録曲「The Sun (feat. Jawny)」はプラチナ認定を獲得し、オリンピア大ホールでのソールドアウト公演、そしてイビサやチャンピオンズリーグ決勝のステージまで、クラブとポップカルチャーの両側を自在に往来してきた。
パンデミック期には自作のバラエティ配信「CoMyd」や、Twitchでの24時間配信制作などファンとの直接的な関わりを深め、アーティストとしての表現を広げてきた。『Mydnight』はその集大成であり、彼自身が「仮面を脱ぎ捨て、音楽とダンスフロアにすべてを委ねる」作品だと語っている。

リリース情報
アルバム
Myd『Mydnight』
2025年8月29日リリース
Ed Banger Records / Because Music
収録曲(一部):
- So High
- All That Glitters Is Not Gold (feat. Trueno & Channel Tres)
- Be Someone New (feat. Bethanie Home)
- 9am (feat. Calcutta)
- In My Head (feat. Carlita)
- The Wizard
夏の高揚感を閉じ込めた「So High」とともに幕を開ける『Mydnight』は、Mydの次なる時代を告げる決定的な一枚となるであろう。