アンビエント音楽の巨匠ブライアン・イーノと、コンセプチュアル・アーティストのビーティー・ウルフが、3作目となるコラボレーション・アルバム『LIMINAL』を〈Verve Records〉より10月10日に世界同時リリースすることが決定した。すでに先行シングルとして、ヴォーカルトラック「The Last To Know」とインストゥルメンタル「Ringing Ocean」の2曲が公開されている。
“LUMINAL”と“LATERAL”を繋ぐ、新たな音の地平
これまでに発表された『LUMINAL』（ドリーム・ミュージック）、『LATERAL』（スペース・ミュージック）に続く本作『LIMINAL』は、“ダーク・マター・ミュージック”をコンセプトに据えている。イーノとウルフは本作について次のように語っている。
「『LIMINAL』はLATERALとLUMINALの融合点に位置しています。LATERALが風景画のような音空間であるのに対し、LUMINALは夢の覚醒、感情の空間です。最新作はそのハイブリッドであり、リスナーは親密でありながら未知の曖昧な世界を探求するのです」
“ソング”と“ノン・ソング”の境界を往還しながら、聴き手を未知の音響世界へと誘うアルバムになるという。
世界初のジェネラティヴ・ドキュメンタリー『Eno』、日本で追加上映
また、ブライアン・イーノの創作に迫る世界初の完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画『Eno』が、今年7月に日本でアジア初公開され、大きな話題を呼んだ。東京・名古屋・大阪での上映は軒並み完売となり、追加上映が決定。8月23日（土）、24日（日）の2日間限定で、名古屋・HAT神戸・広島の各会場にて上映される。
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リリース情報
アルバム
Brian Eno and Beatie Wolfe『LIMINAL』
2025年10月10日リリース（Verve Records）
予約リンク
トラックリスト
- Part Of Us
- Ringing Ocean
- The Last To Know
- Procession
- Little Boy
- Flower Woman
- Shallow Form
- Before Life
- Laundry Room
- Corona
- Shudder Like Crows
半世紀にわたり革新を続けるブライアン・イーノが、新たなフェーズに突入するコラボレーション・アルバム『LIMINAL』。その深淵な音世界は、現代アンビエントの新たな基準となるに違いない。
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