IAMDJDRAKE × Keeyen Martin 『Bother Me (Wnoise Remixes)』 ── 注目プロデューサーWnoiseが再び登場

2025年8月20日

アフロハウス・シーンで急速に存在感を高めるモロッコ出身のプロデューサーWnoiseが、再びDNJ Recordsに帰還した。今回手がけたのは、IAMDJDRAKEとアトランタ拠点の実力派シンガー、Keeyen Martinによる楽曲「Bother Me」の最新リミックス集である。

本作には全5ヴァージョンを収録。エレクトロニックなアフロソウルのグルーヴを軸に、タイトなビート、温かみのある鍵盤、パンチの効いたシンセが重なり合い、Keeyenのエモーショナルなボーカルをアフロハウスのフィールドへと昇華させている。クラブユースからラジオプレイまで幅広く対応する仕上がりである。

IAMDJDRAKEは25年以上にわたり活躍するセレブリティDJであり、バスタ・ライムスやクリス・ブラウンら大物アーティストと同じステージに立ってきた人物。2020年にはアーティスト名義を「IAMDJDRAKE」とし、アフロハウスのトラックを次々とリリース。自身のレーベルDNJ Recordsから『Africa』や『Omalicha』といった作品を送り出し、世界的に評価を得ている。

一方、ボーカルを務めるKeeyen MartinはR&B、ポップ、ソウルを自在に行き来するシンガー。近年“Electrifying R&B Prince”と称され、全世代に響くライブ・パフォーマンスで注目を集めている。

そしてリミキサーを務めるWnoiseは、Wired LabelやNulu Musicなどからリリースを重ね、ヒューゲルやブラック・コーヒー、ルイ・ヴェガらトップDJからもサポートを受ける存在。短い休止期間を経て、現在は新たなインスピレーションのもと活発な活動を展開中である。

リリースは8月29日にTraxsource限定で先行配信され、9月12日にフルリリースを迎える。クラブ・シーンとアフロハウスの未来をつなぐ1枚として要注目である。