大門弥生、新曲「Back It Up」で世界を揺らす —— ジェン・モレル、ウォルシー・ファイアー、XLIIと仕掛けるトライリンガル・ダンスホール

2025年8月18日

日本を代表するラップアイコン、大門弥生（Yayoi Daimon）が新曲「Back It Up」をリリースした。今回の一曲は、日本語・スペイン語・英語が交錯するトライリンガル仕様。文化の壁を越えて、強さと自己表現を祝福するジャンルレスなダンスホール・アンセムに仕上がっている。

参加したのはドミニカ共和国出身のラップ女王Jenn Morel。プラチナ認定シングル「Ponteme」や「Tamo Loco」で知られる彼女が放つ熱量が、楽曲全体をさらに際立たせる。そしてプロダクションには、Major Lazerのメンバーでグラミー賞ノミネート歴を誇るWalshy Fire、さらにジャンルの垣根を飛び越えるウクライナのプロデューサーXLIIが参加。ダンスフロアを揺るがす重低音と、グローバルな感性を融合させたサウンドが完成した。

大門弥生といえば、2018年に社会規範へ挑戦するフェミニズム・アンセム「NO BRA!」で国際的に注目を集めた存在。女性の強さをまっすぐに体現する姿勢は、今回の新曲でも健在だ。Jenn Morelとの共鳴はもちろん、Walshy Fireのダンスホール・エッセンス、XLIIのコズミックな音像が重なり合うことで、ただの国際コラボを超えた“声明”として放たれている。

ミュージックビデオでは、オーバーサイズのバギースウェットにスイムウェアを合わせ、大胆なコーンロウを取り入れたストリート×官能美のスタイリングで登場。映像全体を通して「恐れない自己表現」「文化を超えた共鳴」「止められないフェミニン・パワー」が強烈に打ち出されている。

「Back It Up」は、2025年の夏を彩るグローバル・サマーチューンとして世界中のDJやダンサー、音楽ファンのプレイリストを席巻するだろう。